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次世代医療ICT基盤協議会で検討する医療ICT基盤の構築と次世代医療ICT化推進

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健康・医療戦略推進本部は2018年4月2日、「第1回 次世代医療ICT基盤協議会」を開催し、次世代医療ICT基盤協議会の設置目的、検討の方向性等について議論・検討を行っています。

医療分野の高度化と効率化の両立による社会保障給付費の適正化は喫緊の課題となっており、臨床現場の徹底的かつ戦略的なデジタル化とともに、生成デジタルデータの戦略的利活用が不可欠としています。

現在、全国規模で利活用が可能な標準化されたデジタルデータは、診療行為の実施情報(インプット)である診療報酬明細書(レセプト)データが基本となっており、検査結果、服薬情報等の診療行為の実施結果(アウトカム)に関する標準化されたデジタルデータを利活用することは、世界的にも重要な課題であるとしています。

こういった背景を受け、本協議会では以下のとおり、「医療ICT基盤の構築」と「次世代医療ICT化推進」の2点を目的として掲げています。

①【医療ICT基盤の構築】 アウトカムを含む標準化されたデジタルデータ(以下データ)の収集と利活用を円滑に行う全国規模の仕組みの構築。
②【次世代医療ICT化推進】 臨床におけるICTの徹底的な適用による高度で効率的な次世代医療の実現と国際標準の獲得。

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出所:第1回 次世代医療ICT基盤協議会 2018.4

効果では、以下の点が期待されています。

○世界最先端の医療行政・医療サービスの実現。医療の状況の正確で精密な把握や遠隔医療による医療資源の偏在の克服等。
○世界最先端の臨床研究基盤の実現。(独)日本医療研究開発機構と車の両輪で新しい医療技術・医薬品・医療機器の開発が加速。
【医療行政・医療サービス】
■医療資源の偏在(時間・距離)を克服した全国均一の高度で質の高い診療の実現
■科学的な根拠に基づく最適な治療の保険収載
■疾病の発生に即応した先制的な行政
【臨床研究/コホート研究】
■医薬品、再生医療 等、医療技術の開発促進(臨床研究の設計・実施の精密化、大規模化効率化、信頼性向上)
■効果的な治療方法の発見や科学的選定。個別化医療の実現。科学的根拠のあるヘルスケアサービスの振興
【新技術/新産業創出】
■個人のヘルスケアデータを管理・運営するサービス等の新産業創出/新しい医療技術や科学的発見

なお、健康・医療戦略の推進における次世代医療ICT基盤協議会の位置付けは以下のとおりとなります。

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出所:第1回 次世代医療ICT基盤協議会 2018.4

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