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Society 5.0実現に向けての人材育成

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内閣府は2018年1月25日、「Society 5.0重要課題ワーキンググループ(第1回)」を開催し、Society 5.0実現に向けた共通重要課題主な論点と検討の方向性について、議論・検討を行っています。

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出所:Society 5.0重要課題ワーキンググループ 2018.1

今回のグループで上げている共通重要課題は以下のとおりです。

1 システム間データ連携プラットフォーム
2 知財・標準化戦略
3 規制・制度、社会受容性
4 人材育成
5 基盤技術研究開発

今回は、人材育成について紹介をしたいと思います。

Society 5.0に必要な人材では、AI、サイバーセキュリティ、データサイエンス、数理科学・計算科学技術、材料など、Society 5.0の実現を支える人材の確保が急務であるとしています。

広い技術領域を見渡せる人材の不足も問題となっています。ユーザー視点を欠いた研究開発やデバイス中心の研究開発では新たな産業に結びつかず、ユーザー視点で、材料・デバイスから、ソフト・アルゴリズム全体を見渡せる人材の育成が必要であるとしています。

また、ソフトウェアとハードウェアの両方の知識を有する人材の育成や、ソフトとハードをつなぐ中核となるアーキテクチャ人材の育成が必要としています。

さらに、新たな価値観やコンセプトを打ち出せる人材の育成が必要ともしています。

今後の方向性としては、以下の6つをあげています。

  • 海外研究者の活用(招へい、海外へのアウトソーシング)など国際的連携の検討
  • 人工知能技術戦略会議での議論を踏まえた人材育成戦略として、国立研究開発法人におけるグローバル水準で活躍できる国内外の若手研究者の処遇、研究環境、職場環境の整備充実、外部研究者との交流の推進等
  • 分析力、統計的素養、データドリブンな思考力といった基礎教養(データリテラシー)の国民的な向上
  • 人材育成の選択と集中我が国産業構造に与える影響を予測し、その育成の場として必要となる研究開発プロジェクトへの研究開発費の集中による人材育成
  • 具体的プロジェクトを軸にした人材育成現行SIPで構築されている産学連携体制(産からの共通ニーズの発信、産学の人材の交流、大学から産につなぐ産業の創出)をモデルに、産業競争力を支える持続的な施策を推進
  • 子どもの頃から新たな創作を行うことの楽しさや、「違いを生み出す能力」の重要性を教育していくことで、人間にしかできない新たな価値や構想を生み出せ、構想力(デザイン力)を有する人材の育成を促す。

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