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デジタルファーストで実現する「デジタル・ガバメント推進⽅針」

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政府のIT総合戦略本部は2017年5月30日、「高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(第71回)官民データ活用推進戦略会議(第2回)合同会議」を開催しました。

本会合では、

「世界最先端IT国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画」について
「デジタル・ガバメント推進方針」について
「官民ITS構想・ロードマップ2017」について
「オープンデータ基本指針」について

などを公表しており、今回は「デジタル・ガバメント推進方針」についてまとてみたいと思います。

デジタル・ガバメント推進⽅針は、

1.デジタル技術を徹底活⽤した利⽤者中⼼の⾏政サービス改⾰
2.官⺠協働を実現するプラットフォーム
3.価値を⽣み出すITガバナンス

の3つを方針の柱とし、

特に、デジタル技術を徹底活⽤した利⽤者中⼼の⾏政サービス改⾰では、サービスデザイン思考に基づく業務改⾰(BPR)の推進に向けて、利⽤者中⼼のサービス改⾰を推進し、すぐ使える、簡単、便利な⾏政サービスを実現するとともに、「デジタルファースト・アクションプラン」 に基づくデジタルファースト、ワンスオンリー、ワンストップ等の実現を進めていくとしています。

スクリーンショット 2017-06-10 14.10.21.png

出所:デジタル・ガバメント推進方針 2017.5.30

「デジタルファースト・アクションプラン(通称)」と呼ぶ、⾏政⼿続・⺠間取引IT化に向けたアクションプランでは、デジタル・ガバメント推進⽅針に基づき、⾏政サービス全体の効率化と利便性向上を加速するため、基本的⽅向や具体的取組などを集中的に記載しています。

基本的な考え方として、個々の⼿続が⼀貫してデジタルで完結するデジタルファーストなどを目指しています。

スクリーンショット 2017-06-10 14.14.10.png

出所:デジタル・ガバメント推進方針 2017.5.30

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