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オープンデータを巡る最近の動き

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政府のIT戦略本部は2017年3月15日「第2回 データ流通環境整備検討会」を開催し、AI、IoT時代におけるデータ活用ワーキンググループにおける検討状況報告とオープンデータワーキンググループにおける検討状況報告を行っています。

今回は、オープンデータワーキンググループにおける検討状況報告からオープンデータを巡る最近の動きについて紹介をしたいと思います。

オープンデータを巡る最近の動き及びこれまでの進捗状況は、平成24年に「電子行政オープンデータ戦略」を策定し、国及び地方公共団体において機械判読性の高いデータを二次利用可能な形式で公開するオープンデータを推進。平成28年5月には、「オープンデータ2.0」を策定し、データ公開中心の取組から「課題解決型オープンデータ」の具体的な「実現」を目指し、取組を更に強化しています。政府では、2020年までを集中取組期間と定め、「一億総活躍社会の実現」、「2020オリパラ」等の政策課題を強化分野として設定、オープンデータの更なる深化を図るとしています。

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出所:第2回 データ流通環境整備検討会 2017.3.15

データカタログサイトのデータセット登録数の推移は、2014年10月時点で12,347でしたが、2017年2月には18,582となっていkます。しかしながら、PDF率が43.2%となっており、気化器判読性の高いデータセットは24.0%となっています。

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出所:第2回 データ流通環境整備検討会 2017.3.15

オープンデータに取り組む地方公共団体の推移は、平成29年2月時点で、市区町村は233、都道府県は34となっています。

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出所:第2回 データ流通環境整備検討会 2017.3.15

オープンデータ取組済自治体マップでは、都道府県では約70%ですが市区町村は約14%にとどまっています。

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出所:第2回 データ流通環境整備検討会 2017.3.15

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