オルタナティブ・ブログ > 『ビジネス2.0』の視点 >

ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

IoT進展に立ちはだかる中期的課題への新たなアプローチ

»

IT総合戦略本部は2016年12月9日、「データ流通環境整備検討会 AI、IoT時代におけるデータ活用ワーキンググループ(第6回)」を開催しました。

本会合では、経済産業省より「 IoT進展に立ちはだかる中期的課題への新たなアプローチ」というテーマで資料を公開しています。

IoT進展に立ちはだかる中期的課題では、

・データ爆発とリアルタイムレスポンス
・高信頼性とセキュリティの確保
・プライバシー保護への懸念
・データ寡占化によるロックインへの懸念

が示されています。

スクリーンショット 2016-12-25 13.10.16.png

出所:IT総合戦略本部 「データ流通環境整備検討会 AI、IoT時代におけるデータ活用ワーキンググループ(第6回)」 2016.12

新たな潮流を踏まえたIoT構造の将来像では、

・データユーザー主導のデータ分散型構造
・信頼の仕組みを変える新たな産業社会システム
・ハイブリッドなデータ流通システム
・パブリックな分散型ビジネスモデル

の4つをあげ、データセントリック社会のイメージ像を示しています。

スクリーンショット 2016-12-25 13.17.48.png

出所:IT総合戦略本部 「データ流通環境整備検討会 AI、IoT時代におけるデータ活用ワーキンググループ(第6回)」 2016.12


・データオーナ-シップの明確化によるデータ協調の促進
・個人起点の新たなデータ流通構造の創成
・データの利活用権限の明確化(データオーナーシップ)

などの政策の方向性を示しています。

スクリーンショット 2016-12-25 13.15.15.png

出所:IT総合戦略本部 「データ流通環境整備検討会 AI、IoT時代におけるデータ活用ワーキンググループ(第6回)」 2016.12

Comment(0)