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サービスデザイン思考による行政サービス

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政府のIT戦略本部は2016年11月24日、「第19回新戦略推進専門調査会電子行政分科会」を開催し、新たな電子行政の方針(サービスデザイン思考による行政サービス)について の検討を進めており、論点ペーパーを公開しています。

「サービスデザイン思考による行政サービス」の実現に向けて、ITを活用した利用者視点のサービスデザイン、情報提供の充実と国民参加・協働などの取組の観点(方針)を整理していく方針を提案しています。

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出所:第19回新戦略推進専門調査会電子行政分科会 2016.11

「ITを活用した利用者視点のサービスデザイン」方針(案)では、基本的な考え方としては、

デジタル社会に向けて、デジタル情報や新技術を活用し、利用者の視点を基点とした行政サービスの再設計を実施国内外の行政サービスや民間サービスとの比較を通じたサービス向上を図る

の方針案をもとに、利用者視点のサービス改革、デジタル情報の活用、新技術の活用の3つを示しています。

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出所:第19回新戦略推進専門調査会電子行政分科会 2016.11

「情報提供の充実と国民参加・協働」方針(案)では、、基本的な考え方としては、

利用者視点での行政サービスの基盤となる情報提供の改善・充実と、官民協働を可能とする開かれた政府の実現

の方針をもとに、情報提供方法の改善・充実、国民参加・協働の2つを示しています。

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