2020年までにデータセンターのトラフィクの92%はクラウドに〜Cisco Global Cloud Index:Forecast and Methodology, 2015-2020

シスコは2016年11月、「Cisco Global Cloud Index:Forecast and Methodology, 2015-2020」を公表しました。

シスコの調査によると、グローバルデータセンターのトラフィックはゼタバイト時代にあり、2015年から2020年には3倍以上になり、2020年には毎年15.3ゼタバイトに達すると予測しています。データセンターのトラフィックは増加するだけでなく、SDNやNFVなどのアーキテクチャ革新によって合理化され、データセンターの新しいレベルの最適化を提供していくとしています。

データセンタートラフィックの急速な増加はクラウドトラフィックであり、2015年から2020年の間にほぼ4倍になり、2020年までにすべてのデータセンタートラフィックの92％を占めると予測しています。クラウドの急速な拡大に伴い、柔軟性が高く、導入が迅速で効率的なサービスを提供され、2020年までに、すべてのワークロードの92％がクラウドで処理されると予測しています。

出所：Cisco Global Cloud Index:Forecast and Methodology, 2015-2020 2016.11

クラウドセグメント内では、当初はプライベートクラウドはパブリッククラウドよりもはるかに多くのワークロードを持ちますが、パブリッククラウドはプライベートクラウドよりも予測期間にわたって高速に成長し、2016年までにワークロードの大半はパブリッククラウドに移行し、パブリッククラウドのワークロードは、2016年までにプライベートクラウドのワークロードを上回ると予測しています。