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総務省のAI、IoT、データ活用に関する平成28年度総務省所管第2次補正予算(案)

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総務省のAI、IoTに関する平成28年度総務省所管第2次補正予算(案)

総務省は2016年8月24日、「平成28年度総務省所管第2次補正予算(案)」の概要を公表しました。AI、IoT、データ活用に焦点をあててみたいと思います。

IoTサービス創出⽀援事業 7.0億円
IoTサービスの創出・展開に当たって克服すべき課題の解決に資する先⾏的な参照モデルの構築に向けた実証事業等を実施(例 Wi-Fiやセンサー等を⾯的に整備し住⺠サービスのマネジメントを⾏う先進⾃治体モデル)

多様な経済分野でのビジネス創出に向けた「最先端AIデータテストベッド」の整備 22.0億円
AIによる多様なビジネス創出を図るため、NICTが蓄積してきた⾔語情報データや脳情報モデル等を全国規模で利⽤可能とすることで、それらを⽤いた産学官の研究開発や社会実証を促進する「最先端AIデータテストベッド」を構築

地⽅創⽣に資する公的統計データの整備 1.1億円
地⽅における施策⽴案・評価のための客観的な基礎資料として公的統計データの利活⽤を推進するため、利便性の向上・データの拡充を実施

医療・健康データ利活⽤基盤⾼度化事業 39.9億円
① 医療機関と介護事業者間や広域の地域医療圏における情報連携等を新たに実現し、医療・健康データを利活⽤するための情報連携基盤を構築・⾼度化(全国で活⽤可能な共通基盤の整備)
② 8K等の⾼精細医療映像データ利活⽤のための基盤構築や実証事業を実施

サイバーセキュリティの強化 5.0億円
IoT時代における我が国のサイバーセキュリティを確保するため、新たな脅威にも対応した
総合的なセキュリティ対策の実証・検証・演習基盤の構築を実施

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