クラウド導入にあたってのビジネスバリューの明確化

クラウドサービスの導入にあたっては、自社のビジネスの業務においてのメリットを得ることができるかそれぞれのビジネスバリューの明確化を進めていく必要があります。

導入目的
経営の効率性や、事業のコスト削減や事業の拡大や課題解決、プロセス改善、新たなビジネスモデルの構築、グローバル展開の加速など、事業の何の目的のためにクラウドを導入するのか？を明確化にする必要があります。

経営の効率性
クラウドサービスの導入により、経営の見える化や、事業構造変化への対応、コアコンピタンスへの集中、ガバナンスの統一など、経営の効率性につながる点を評価しておくことが必要です。

コストメリット
クラウドサービスの導入により、どの程度のコストメリット出せるのか、投資対効果はあるのかといった検討が必要です。 業務の課題解決、プロセス改善 クラウドサービスの導入により、たとえば、これまで、顧客へのレスポンスやサービスの立ち上げが遅れていたが、解決されるようになったなどを整理しておくと良いでしょう。また、どのようなプロセスが自動化され、改善されるかといったプロセスの改善効果も考えられます。

コラボレーションの強化
社員間の情報共有などの利用環境の改善といった社員とのコレボレーション、顧客への情報提供といった顧客とのコラボレーション、パートナーとのサービス連携やサプライチェーン構築といったパートナーとのコラボレーションといったそれぞれの立場とのコラボレーション強化につながるかといったことも整理しておくと良いでしょう。