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スマートマシンは米国で8000万人、イギリスで1500万人の雇用を奪うと予測

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イングランド銀行(Bank of England)のチーフエコノミストのAndy Haldane氏は、「Bank of England's Andy Haldane warns Smart machines could take 15 million UK jobs and 80 million in the US」の記事の中で、スマートマシンによる自動化で米国で8000万人、イギリスで1500万人の雇用を奪うと予測しています。

自動化が進む比率が高いのが、「Skilled Trades Occupations」や「Caring,leisure and Other Service Occupations」、「Elementary Occupations」、「Sales and Customer Service Occupations」などがあげられます。

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出所:http://robotenomics.com/2015/11/12/bank-of-englands-andy-haldane-warns-smart-machines-could-take-15-million-uk-jobs-and-80-million-in-the-us/

スマートマシンの進展による急激な時代の変化に伴い、新しい仕事(職人)やマイクロビジネス、顧客ニーズ志向の個別カスタマイズプロダクトといった動きが進んでいくと予測しています。スマートマシンが想像を絶するレベルで進化すると、人間にしかできない領域はさらに少なくなるだろうと指摘しています。

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