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2013年の自分自身の活動を振り返る

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2013年を仕事と対外的活動を中心に自分自身の活動を振り返ってみたいと思います。

クラウドサービスの広報・宣伝、マーケティングに関わった1年間

2013年の前半は、一つのクラウドサービスのプロダクトのマーケティングを中心に担当しました。2013年3月末のサービス機能の大幅なサービス拡充やパートナーの拡大などに伴い、利用されるユーザ数はかなりの勢いで伸びてきたという印象です。

7月には異動となり、自社のクラウドサービス全般の広報・宣伝、マーケティングなどの担当になりました。クラウドサービスの全体最適化とともに、グローバルクラウドを念頭においた活動などが中心となりました。自社のクラウドサービスのサービス全体を俯瞰し、組織の動きも見えるようになってきたのは自分自身にとっても大きかったと思います。


IT関連のイベントの自社出展ブースで

クラウドをベースにオープンデータ、ビッグデータなどに活動領域を広げた年に

これまでクラウドを中心とした講演や執筆、取材などの対応をしてきましたが、今年からはクラウドをベースにしつつ、オープンデータやビッグデータ、スマートマシーンなど、より上位レイヤの領域にチャレンジし、意識的に情報発信の頻度を増やしてきました。

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オープンクラウドの基礎知識」の連載(翔泳社 IT Initiative)

その結果、オープンデータやビッグデータ、データサイエンティスト、DevOpsなど、講演依頼や団体への参加などの活動範囲も広くなり、様々な新しい機会に恵まれることができました。スマートマシーンのテーマでは、FM TOKYOに数十分ほど出演できたことは、大きな自信となりました。

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TOKYO FM「TIME LINE」でエコノミスト伊藤洋一氏との対談 
10月31日(木)●知能と学習能力を持つ“スマート・マシン”時代の到来で、何を失う?!

人脈構築は深堀りと新たに人間関係が拡がった年に

クラウド関係者はこれまで以上に関係構築できるようになりつつ、様々な領域に新たなにチャレンジしたこともあり、オープンデータやビッグデータなどを中心に新たなつながりができた年でもありました。

フェイスブックでつながり実際にお会いして面識のある人は1,000名を超え、ビジネスに発展する機会も増えてきました。ビジネスやプライベートにおいて人脈のつながりの大切さを感じる年でもありました。


京都クラウドコレクション2013 『オープンデータ』に関するパネルディスカッション模様


オープンデータ・フォーラム in Gifu 2013 での集合写真

仕事と対外的な活動が融和した年に

仕事で自社のクラウドサービスに広く関わる年になり、仕事とこれまでの対外的な活動が融和した年でもありました。これまらのクラウド関係人脈から仕事につながる機会も増え、社外の業界動向やお客様の現場、社内の組織や、サービス開発の現場など、社内外様々な視点でクラウドビジネスを捉えることができるようになってきました。


Open Knowledge Foundationとの連携によるオープンデータの推進を支援(関連記事

業界団体の活動を重視し、チームメンバーや後輩につなげ始めた年に

今年は、クラウド関連に加えて、オープンデータやビッグデータの団体活動や研究会、委員会を重視した年でした(関連ブログ)。

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クラウド利用促進機構(CUPA)の懇親パーティにて

また、これまでの団体活動は、自分中心で参加してきましたが、、チームメンバーや後輩たちに、意識的にシフトを始めた年でもありました。あるユーザ会では、自社のチームメンバーが副会長に就任し、ユーザ会をリードする立場になってくれました。


日本CloudStackユーザ会の忘年会で

毎朝のジョギングをほぼ毎朝続けた年、ブログは6年半(約2300日)、新幹線通勤は15年に

2012年5月からほぼ毎朝約3kmのジョギングを続けることができました。毎朝のジョギングで気力、体力がつき精神面でも安定した年になったと思います。


写真は高崎競馬場跡地(毎朝のジョギング場所)

ブログも2007年6月から毎日投稿を続け6年半(約2300日)続けていくことができました。ブロガーの皆さんとのつながりは自分自身の貴重な財産になっています。新幹線通勤も15年になりました。


オルタナブロガーの皆さんと

市場からの評価を重視し行動した年に

IT業界が日々進化する中において、自分自身が重視してきたのが、市場の動きを敏感にキャッチし、市場の動きにあわせて行動し、インプットとアウトプットを続け、結果を出していくということを意識してきました。

また、業界をリードする人との接点を意識的に多く持ち、そういった方々からノウハウを積極的に吸収し、自分自身の力にしていきました。市場における自分自身の弱みと強みを冷静に分析し、クラウドに関する専門性が高いといった評価(強み)を伸ばしつつ、オープンデータなどの新たな領域にもチャンレンジすることで、持続性のある評価モデルを模索した年でもありました。

こういった活動をご理解いただき、クラウドだけでなく、「ASPIC オープンデータ研究会 有識者委員」や「公益社団法人 企業情報化協会(IT協会)データサイエンティスト育成委員会 委員」、「独立行政法人 科学技術振興機構(JST) データサイエンス・アドベンチャー杯 審査委員」といった活動にも参加させていただけるようになりました(関連記事)。

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データサイエンス・アドベンチャー杯の審査員として

また、今年は東京工業大学のグローバルリーダ教育院の講義を一度担当させていただいたのも自分にとって貴重な経験になりました。


東京工業大学、一橋大学の皆さんと

達成できなかった目標=書籍の発刊

今年は、書籍を発刊することを目標に準備を進めてきましたが、自分の努力不足により、今年の出版はかないませんでした。本を書くということは、自分自身の専門性を身につける上で重要な要素と考えていますので、2014年はなんとか実現していけたらと考えています。

最後に

2013年は厄年(後厄)で、年始当初は少々不安を感じていましたが、例年になく充実した年を送ることがでと感じています。

今年関係者の皆様には大変お世話になりました。

来年もどうぞよろしくお願いします。

 

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