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Googleの企業内YouTube、「Google Video for business」

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コンシューマユーザにとってYouTubeやニコニコ動画などの動画投稿共有サイトを利用することは当たり前の時代になりました。

しかし、企業の情報システム利用において、一般的にはテキストや画像が中心でウェブ上で動画を見るということはあまり多くはないでしょう。

ITmedia エンタープライズの「Google、企業版YouTubeで「社内ビデオ共有」の簡易化狙う」の記事によると、社内でビデオを共有できる「Google Video for business」を提供し、「Google Apps Premier Edition(GAPE)」に組み込むということです。

 

 

 

「Google Apps」はGmailやGoogleドキュメント等が無料で利用できるのに対して、「Google Apps Premier Edition」は独自ドメインで利用できるなどの企業向けの仕様となっており、有料サービスです。

YouTubeは動画は10分以内しか配信できないのに対して「Google Video for business」は、1時間を越える動画も配信できるようです。

 

今年の3月に「企業内動画投稿共有サイトは本当に普及していくのか?」という記事を書かせていただきました。この時点では、「CorporateCAST」の評価版のみの利用でしたが、既に「THE BODY SHOP」の店舗スタッフへの動画共有プラットフォームの事例等が紹介されています。

 

コンシューマユーザのYouTube利用と比べると企業利用のスピード感はあまりありませんが、Googleが「Google Apps Premier Edition」に動画投稿サービスに組みこむことによって、企業の動画投稿の活用も広がりを見せるかもしれません。


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