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Windows Mobile対応のシグマリオンⅢみたいなモバイル端末がほしい

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クリスマス商戦を控え、11月末にいよいよNTTドコモ等から携帯電話が発売されます。今回の携帯電話は、ワンセグやGPSそしてHSDPA対応等機能が盛りだくさんで、買い替える際にかなり迷ってしまうのではないでしょうか。

 
そして私自身が注目しているのは、ソフトバンクの東芝製スマートフォン「X01T」やソフトバンク「X02HT」そしてNTTドコモ HT1100NTTドコモ F1100等です。既存のイーモバイル EMONE S01SHやウィルコムのAdvancedW-ZERO3es]そしてBlackBerry等を含めると充実したスマートフォンのラインナップと言えるでしょう。

 
11
14日、Impress が発表した「IT先進ユーザー・一般ユーザーにおけるスマートフォンの利用動向」によると、1位が「パソコン用ウェブサイトの閲覧」で76.3%そして、2位が「キーボード」で61.7%となっています。

 
先日WBS(ワールドビジネスサテライト)でも、スマートフォン対応のキーボード等の紹介がされていました。企業においてノートPCの持ち出しがセキュリティポリシー上制限されているケースが多い中、スマートフォンをパソコンに代わって外出先で利用する企業は今後増えてくることが予想されます。

 
では、スマートフォンは本当にユーザー側が求める上位のウェブ閲覧とキーボードに答えているのでしょうか? 私自身は多機能のスマートフォンが出てきているのは魅力を感じているのですが、ユーザー側の上位のニーズをさらに満たす、500g以下のシグマリオンⅢのようなノートPCとスマートフォンの中間に位置するWindows Mobile対応のモバイル端末が何故日本で出てこないのかと少し不思議に感じています。

 
UMPC
Ultra Mobile PC)が2008年度には電池寿命が4倍に延びると言われ、またインテルも新コンセプトの携帯インターネット端末「MID(mobile internet devices」を提唱していますが、少し重量が重いという印象をもっています。

 
先日、「シグマリオンⅢは今でも使える便利なモバイル機器」という記事を書かせていただきました。スペックにやや難はありますが、キーボードタッチも快適でインターネットへのアクセスや電子メール等の利用を中心に考えれば、まだまだ使える便利な端末なのです。

 
現在、WiMAXの次世代の免許でソフトバンクモバイルやNTTドコモそしてKDDI等が免許取得でしのぎを削っていますが、WiMAXが仮に普及し、ネットワークのオープン化が進めば、モバイル端末も必然的に進化していくと考えられます。

 
そのときまでに、シグマリオンⅢのようなキーボードがしっかりと打てるモバイル端末が発売されることを期待しているところです。

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