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エンタープライズ2.0とビジュアル・コミュニケーション

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社内にWeb2.0のコンセプトと技術を取り入れるエンタープライズ2.0の導入が進むもうとしています。エンタープライズ2.0のコンセプトとしてマッシュアップや集合知等があげられますが、この情報共有のスタイルは柔らかなコミュニケーションを中心に、対面コミュニケーションを補完するツールであり、リアルタイムやビジュアルによるコミュニケーションはあまり意識したツールではないかと考えています。

 

ビジュアル・コミュニケーションとは?

日経コミュニケーション2007.10.15に「ビジュアル・コミュニケーション最前線」という特集が組まれていました。ビジュアル・コミュニケーションとは(1)テレプレゼンス、(2)据え置き型、(3)パソコン用有償ソフト、(4)パソコン用無償ソフトの4種類のカテゴリに大別できるとしています。

テレプレゼンス・システムとは、高解像度のディスプレイに等身大の人物を映し出すことによって、あたかも同じ部屋にいるかのような感覚を演出します。

ビジュアル・コミュニケーションは大きく二つに分かれ、テレプレゼンスのように、「システムを使っていることを忘れて“没入感”をもたらす方向」。もう一つは、「端末の多様化と他システムとの連携によって“いつでもどこでも”使える利便性を高める方向」であるとしています。

 

ビジュアル・コミュニケーションは企業に普及していくのか?

私自身、10年以上前からテレビ会議やビデオ会議を提案するケースがありましたが、年月がたっている割には企業には思うように普及していないように感じています。しかしながら、高機能化、広帯域化そしてエンタープライズ2.0の流れによって、ビジュアル・コミュニケーションはまた息を吹き返し進化していくのではないかと考えています。

 

エンタープライズ2.0とビジュアル・コミュニケーション

ビジュアル・コミュニケーションとエンタープライズ2.0との連携の模索も始まっています。シスコのWeb会議システム「Meeting Place」とIBMの「Lotus Notes/Domino」とのグループウエア連携機能を備えています。グループウエアだけでなく、富士通はビデオ会議システムを「Wiki」と連携するシステムを開発し、特許を出願しています。またYouTubeやニコニコ動画的な概念も用いて、ビデオ会議等で撮影したビデオを投稿し、ビデオで返答できるような機能もあるようです。

 
ビジュアル・コミュニケーションがエンタープライズ2.0と連携し、ビジュアルによる柔らかなコミュニケーションが進み、エンタープライズ2.0とビジュアル・コミュニケーションが融合する時代が到来するのではないかと考えています。


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