6月27日、財団法人社会経済生産性本部が『平成19年度新入社員「働くことの意識」調査結果』を発表しました。
調査結果からは、売り手市場そしてSNSやブログに代表されるWeb2.0の普及等社会的背景をいくつか読み取ることができます。「思っていたよりも満足のいく就職ができた」と答えた人は、全体で81.9%と高い数値となっています。また、仕事の価値観においても「仕事と生活の両立」という回答が大多数の79.8%を占めており、入社してみるとなかなか難しいかなあと思いながらも自分の時間も重視しようとしていることがわかります。
また、「ブログやSNSの参加率」は、全体で59.0%、男女別では男性54.3%、女性66.9%と半分以上の新入社員が自ら情報を発信しています。
今年の新入社員の特徴は、売り手市場で満足のできる就職ができて、仕事と生活の両立をしたいと思い、そして自分の感じたことはブログやSNSで表現していく世代のようです。ちょっと心配なのは、就職して理想とのギャップが生じ、かつ仕事と生活の両立がなかなかできなかったときです。不満がたまって気持ちをブログやSNSで伝えていこうという人もいるでしょう。
売り手市場の時代に就職活動を経験し、自らが情報を発信することに慣れ親しんできた今の新入社員が、これから仕事をこなし、3年後そして企業の中心的世代になったとき、どのようになっているのでしょうか? 企業の中のコミュニケーションのあり方や仕事のプロセス等において何か大きな変化がでてきそうな予感がしています。
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