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子どもの安全安心にもWeb2.0を活用する時代!?

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子どもの安全安心を支援する仕組みも少しずつWeb2.0の波がきているようです。不審者情報の提供方法も多種多様になっているようですので、一度焦点をあてて整理してみたいと思います。

 

SNSによる不審者情報の共有

総務省が平成19330日に採択された総務省の中の「国中央市における地域児童見守りシステムモデル事業の概要」では、『不審者情報配信、SNS(コミュニティ型Webサイト)を利活用し保護者や地域住民の情報共有強化、システムの評価・意見収集等を実施することにより、効果的な地域児童の見守り活動を推進し、地域に適した見守りシステムを地域の人々の手によって構築」』と記載されています。

 

RSSによる不審者情報の共有

茨城県教育委員会では、「不審者情報」をRSSで配信しています。

 

Google Mapによる不審者情報共有

富士宮市では、「富士宮市不審者情報マップ」を使っています。また、北見市においても同様に「北見市・不審者情報」に概要が掲載されています。

 

ブログによる不審者情報共有

長岡地区防犯組合連合BLOG」では不審者情報を随時ブログで情報提供しています。

 

数年前までは、不審者情報共有は学校連絡網サービスという学校から保護者の携帯に一斉配信をするという仕組みが一般には認知度の高いサービスでしたが、今は不審者情報の提供方法だけみてもこれだけ多くの情報共有の方法があるようです。

不審者情報は、多くの地域住民の情報提供でより精度の高いものになり、地域一体となって安全意識が高まるものと考えています。ただし、不審者も不審者情報を見ることができないようセキュリティ対策には十分配慮していく必要があるでしょう。また、ネットを使った情報共有は、あくまでも補助ツールとして、考えるべきでしょう。

不審者情報の共有は、どのようなツールを使いどのように運営していくのが一番適切なのか、少し時間をかけて精査していく必要がありそうです。


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