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絶対起こる「facebook疲れ」

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facebookがますます話題になる昨今ですが、私も職場のメンバーなどと少しづつつながりながら、徐々に可能性を探っているところです。

本格的に使い始めてからはまだそれほど経っていないのですが、全体的な印象として…。

1.玉石混交の「知り合いかも?」
 例えば同級生を「知り合いかも?」に引っ張ってくるようなのですが、どう考えても私よりもはるかに年配の方が対象でずらずらと出てきます。どうも、「母校が同じ」人を引っ張ってくるようなのですが、同級生でも顔知ってるかな…程度に全ての人とは知り合いではありません。なので母校が一緒なだけで知り合いかも?って事は無いですね。あと、急に友達申請をされてきた見ず知らずの外国人の方を入れてしまった場合、職場やプライベートの友人と同列のリストに扱われてしまうのも違和感があります。

2.友達が誰と友達になったか、全て筒抜け
 お友達になったあの人が、今度は誰とお友達になっていくかがみるみるうちに追えてしまう、と言うことがあります。個人的にプライベートのネットワークと職場のネットワークが混ざる事って、あまりいい気持ちはしないです…。また、ビジネス上の問題点もあると思いますが、例えばビジネス上であれば、あの人にあの人との関係を知られたくない、って場合もあると思いますが、どうでしょう…? 

3.「いいね!」と「コメント」出来る箇所が多すぎ
 プロフィール等や写真のアップ、記事のアップと言った全ての箇所に「いいね!」と「コメント」が付けられます。いい機能だとは思いますが、こうある事で自分が何らかのアクションを起こした際の、リアクションが来ない事の不安が増大してしまうのでは…?

数年前に「mixi疲れ」というキーワードが話題になりました。mixiを通じて「日記を書く」「マイミクの日記にコメントをつける」こういった行為を「当たり障り無く」し続けることに、疲れてしまうというものです。mixiの日記コメントの部分ですら、それが起こるのですから、facebookのように全てに対してコメントが付けられるコミュニティの場合、その疲れ方はmixiの比では無いのではないでしょうか…?

匿名性が無いということで「個人情報がダダ漏れ」という懸念も話題になってきました。確かに、基本が本名登録とされているわけですから、いわゆるストーカー行為のようなものが助長されないかが心配です。今、お店に行っても店員さんは名札をつけてますし、レシートに名前が入っている場合があります。もとろん名刺交換と言った場合もあるでしょう。お名前を知られる機会ってすごく多い気がします。そのお名前で検索すれば、簡単にその人を追いかけられてしまう、と言うことになります。

以上を踏まえると、来年あたりは「facebook疲れ」をはじめとしたfacebookにおける社会問題がキーワードになっているような予感がします。

ITに携わるものとしては、そういうコミュニティの特性や危険性はあらかじめ認識しておく必要があり、その上でビジネス上での展開を提案すべきだと思っています。そう言った意味で、個人的には日本人のSNSにおけるユーザの熟練度はあらゆる意味で一巡していると思っていますが、敢えて半歩退化した(…と表現しておきます)facebookを使う事で起こる問題点、現象を抑えておく必要があります。「海外では当たり前に使っているよ」に右にならえだけがfacebookを勧めるきっかけにならぬよう、注意したいものです。

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