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中学校でのIT講座1

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今年も浦安中学校の授業を行うことになりました。3年目となります。
1年目は「マインドマップとスティーブ・ジョブスのプレゼンテーション」
2年目は「ソーシャルメディア〜Youtube作成」
を行いました。
今年のテーマは「コラボレーションとTwitter」にしてみました。
今年はいつもより大変です。というのはこれまで2年生を対象としていたのですが、来年から1年生を対象にする。そのため今年は移行期間で1、2年生を両方対象にする、というのです。
そのかわり4時限あった授業は3時限となりました。2学年なので6時限です!
しかしひとつの学年だけを見ると3回しか授業がありません。3回で何かを教えて体験するのは結構大変です。
というのも、私の方法は「考えさせる」「決める」「アプトプットする」の3段階だからです。しかもアプトプットの評判の確認までしたい。
そこで比較的手軽なTwitterを選択しました。
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まず最初に携帯電話をどのぐらい持っているか質問してみました。
1)携帯持っている人 : ほぼ全員
2)スマホ持っている人 : 1/3〜1/4
3)自宅にタブレットある人 : 半分
4)自宅に自分が使っても良いPCがある人 : 全員
携帯普及率は高いものの、スマホとなると親の負担が大きいのでしょうか?
しかし最近はガラケーの方が高い気がしますが、もしかしたら有害コンテンツを避けるための対応でしょうか。
さてシスコシステムズ(以下シスコ)のボランティアの取り組みとして若手社員を数名参加させることもあり、シスコらしさ、を取り込む必要があります。
そこで1回目はITとは何か?と簡単に説明してITの体験としてWebExを使うことにしました。
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シスコのWeb会議は世界最大のシェアを誇る、マルチデバイス対応のWebサービスです。
まずは生徒にタブレットを配りました。iPadとソニーTabletです。
そしてつないだ先は北京のオフィス。そこには日本語は少し話せる女性社員がいます。彼女はPCでWebExに接続をしています。
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WebExではPCの画面共有とカメラによる顔の共有も出来ます。北京の王さんが3つほど中国語を教えてくれました。
1 こんにちは
2 おいしい
3 熊猫(パンダ)
中学生はやはり頭が柔らかい。ほぼ完璧な中国発音で先生の通り言葉を発生してくれます。これには王先生もびっくりでした。
次にフィリピンとつないで英語のみの授業としました。
Urachu201303
フィリピンの先生は英語で挨拶をして、少し簡単な英語で自己紹介をしました。
そして日本が好きなことを話した後に「What is my favorite food?」という質問をしました。
今の中学生はすごい、質問の意味が分かったんです。私が中学1、2年生のころならFavoriteという単語は知らなかったと思うんですが。
寿司やらステーキやら様々意見が出ましたが正解は「Natto」。納豆?みんなびっくりです。フィリピンで納豆なの??と。
そんなこんなであっという間の50分でした。
普段ITというと携帯電話をいじくりまわしているだけの中学生達ですが、「インターネットでつながる」ことを体験して面白かったようです。
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