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米国ミレニアル世代が流行らせるフィンテック

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銀行よさようなら・・・通信キャリアやLineよこんにちは・・・・・・(昔はここが「証券会社よこんにちは」だったのですが・・・・^^)

と言う事なんでしょうか・・・・

米国のミレニアル世代は銀行に全くいかない人々が38%に達しています・・・・

remittance volume

<出所 ビジネスインサイダー>

 IoTやフィンテックの技術論、ビジネスモデル論は結構、色々な意見が描かれたり、講演会で述べられていますが、その背景にあるライフスタイル論やワークスタイル論は、日本ではほとんど見当たりません。そこで今日はソフトウエア業界が沸き立っているフィンテックの後ろにあるライフスタイル論を紹介します。(IoTに関して国内ソフトウエア業界はしらけきっている感があるので)

■ 銀行に月に一度も行かないミレニアル世代

幾つか調査も出ていますが、米国のミレニアル世代(21世紀に成人した34歳以下の人々)は、月に一度以上、銀行(支店)を訪ねてお金をおろす人々は31%しかいません。38%のミレニアル世代は全く銀行を訪ねません。つまりミレニアル世代で銀行と仲のいい人はたった三分の一と言う状況です。

ミレニアル世代の銀行離れが進んでいます。アフリカのケニアのように国民全体が通信キャリアに預金を預けるまでは行っていませんが、ペイパル預金やスクエア、今後はアップルペイなどが使われるようです。徳川幕府のように仕組みが古く、融通の利かない、手数料の高い銀行離れは確実に起こっています。

■ 電話ボックスのように消えていく銀行ATM

またシリコンバレーを中心に現金の持ち歩きを危険として嫌がる傾向もはっきりしており、銀行ATMは古びた町の電話ボックスのように消えていく方向にあります。(先行して起こった固定電話からスマートフォンへの移行に似てますね)

そうなればミレニアル世代には銀行の顔が見えなくなります。ウエルスファーゴ銀行などは大きな危機感を持っています。だからフィンテックに熱心です。

■ スマートホンとウエアラブルと新種のインターネットバンキング

その結果、スマートフォンが財布(個人間送金も含めた財布)になり、銀行が直接絡まない金融取引が増加傾向にあります。その結果、通信キャリアなどの方が顧客の決済を良く理解する状況が来ると指摘され始めています。

■ 雇われない働き方、ミニ企業家群の台頭

オンラインバンキングと一世を風靡したATMなど、現代の銀行の古くて融通の利かない仕組みは大量生産・大量消費の工業社会の遺物です。時間通りきっちり店舗を開け、15時が来たら店舗を閉めると言う規律型のサービスと働き方です。一方ミレニアル世代の38%は何らかの雇われない働き方(フリーランス、ミニ企業家)に従事しており、2020年には米国の働く40%が雇われない働き方(何時でもどこでも様々な仕事があれ働くオンデマンド型)に関係すると言われています。そうなれば「何時でもどこでも新しいネットバンキング」の時代が来て「銀行よさようなら、通信キャリア、ペイパル、アップルよこんには」となるのでしょうか?(昔はここが証券会社だったのですが^^)

何時でも空いた時間に可能な仕事に従事するオンデマンド経済(Uber、Airbnb、Handy、ポストメーツ、アマゾン、エツイー)などに関連する人々は、確実にフィンテックの新しいサービスに惹かれていく方向と考えて間違いなさそうです。

★★The future of the bank branch is in trouble -- here's why

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