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テレビのデジタル化がドライビングフォースとなり、全ての情報メディアが一旦、収縮する時代の羅針盤

グーグル新ウエアラブルプロジェクト・オーラはアマゾンLab126のメンバー主体

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 どうやらグーグルはグーグルグラスを消費者向けにも新しい形で開発しなおし始めたようです。

今回はVRも対象にすると言う見方もあります・・・標語がグラス&ビヨンド(眼鏡とそれを超えて)だそうですから・・・・

Google Glass

<出所 ビジネスインサイダー>

アマゾンのLab126のメンバーをごっそり引き抜きました・・・・

 彼らはファイアーTVやファイアーフォンを開発していました・・・
Amazon TV with remote and controller.

<出所 CNBC >

 アマゾンのファイアーフォンも値下げを続けてやっと在庫がなくなったようです。

ファイアーフォンの開発者も大勢グーグルの新プロジェクトに移ったそうです。

<出所 アマゾン>

 グーグルがグーグルグラスの復活とそれ以外のウエアラブル・プロジェクトを開始しています。名前はプロジェクト・オーラ(Project Aura)です。そこで騒がれているのは、プロジェクト・オーラ(Project Aura)がアマゾンの有名なアマゾンLab126のメンバーをどんどん引き抜いていると言う点です。またフェイスブックに異動していたVRのエンジニアも何時の間にかプロジェクト・オーラ(Project Aura)に戻っています。このプロジェクトのリーダーはグーグルの Ivy Rossさんです。"Glass & beyond" と言う標語です。

■ リンクドインをたどれば

少なくとも3人のアマゾンLab126の中核メンバーが参加しています。Dima Svetlovさんは、スマートテレビファイアーTVの開発者でした。Amir Frenkeさんはソフトウエアのデイレクターとして参加しました。Tina ChenさんはファアーTVとスマートホームのエコーの開発者です。 Fire Phone 開発にも皆さんかかわっています。その他数十人異動したと言われています。理由は最近、アマゾンはファイアーフォンなどが思うように売れておらずLab126を一部リストラしている為です。

ではアマゾンLab126のメンバーを引き抜いたグーグルは、新ウエアラブルプロジェクトで一体、何を開発するつもりでしょうか?

■ プロジェクト・オーラ(Project Aura) "Glass & beyond"

プロジェクト・オーラ(Project Aura)は失敗したグーグルグラス(トニー・ファデルさん率いるネストが企業版を開発中です)に代わる新しいグラス(これはどうやらオキュラス・リフトなどのヘッドアップディスプレイ対抗商品が中核らしい)を開発します。

オキュラス・リフトやマイクロソフトのホロレンズ、ソニーのプレーステーションVR、アップルテレビに対抗する目的がありそうです。グーグルのVRの遊びであるCardboardも含まれます。

そしてその他のウエアラブルスマート機器とサービスも開発します。面白いのはプロジェクト・オーラ(Project Aura)はアルファベットカンパニーに属する各種実験プロジェクト会社には行かず、グーグルの中にとどまります。一方ウオールストリートジャーナル紙はプロジェクト・オーラ(Project Aura)はトニーファデルさんのネスト会社で面倒を見ていると言っています。

★★Google has hired a bunch of engineers from Amazon's Lab126 for a new wearable tech initiative called 'Project Aura'

★★Google Glass プロジェクトが「Project Aura」に改名。元Amazonの技術者を採用、新デバイス開発も

★★Google Glass Gets a New Name and Hires from Amazon

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