オルタナティブ・ブログ > インターネットの第二の波とソーシャルメディアマーケティング >

テレビのデジタル化がドライビングフォースとなり、全ての情報メディアが一旦、収縮する時代の羅針盤

IoT対応のiRobotルンバの芝刈り機が出そうで出ない件

»

  もう何年も前から期待されているiRobotルンバの芝刈り機ですが、FCC(米国連邦通信委員会)に具体的な申請が出ています。但し、天文協会の活用する電波帯域を使うという事なので、これが最後の難問のようです。

roomba-lawn

<出所 エンガジェット>

  掃除機版と異なるのは、庭の四隅にビーコンを置いて芝刈り機を誘導、自動運転します・・・・

 単体で動く掃除機版とは大分異なりますね。

Screen Shot 2015-04-13 at 11.29.58 AM

<出所 テッククランチ>

<出所 テッククランチ>

ルンバの芝刈り機版への期待は時々聞いていたのですが、既にiRobotはルンバ芝刈り機は既に完成しておりFCC(米国連邦通信委員会)に申請が出ています。但し問題は米国天文協会National Radio Astronomy Observatory (NRAO)が使っている電波帯域を使う申請内容になっています。その結果、米国天文協会や天文研究者が抗議しています。そこが解決して初めてルンバの芝刈り機版は日の目を見ます。

■ ビーコンとルンバの組み合わせで自動運転

なかなか面白いと思うのは、庭の四隅にビーコンを置いてルンバを自動運転する計画です。掃除機の場合には掃除機自身が様々な判断をして自動運転を実施し、IoT型の「ビーコン誘導」はありませんでした。しかし芝刈り機版の場合には「ビーコン誘導」と言う結論を出したようです。

■ ルンバの芝刈り機が示すIRobotの思想

掃除機版ルンバの場合には、ネットワークは必要なく、まだ「モノ支配論理」の世界でしたが、ルンバの芝刈り機版の場合には、ネットワークとサービスの色彩が鮮明になっています。

★★ iRobot (still) working on lawn-mowing Roomba?

★★iRobot Is Working On A Robotic Mower That's Angering Astronomers

★★ iRobot hasn't given up on developing Roomba's lawn mowing sibling

Comment(0)