最初の週末、3百万セット売れたアップルウオッチしかし・・

ネットワーキング

» 2015/04/20

アップルウオッチは　グローバルベースで約3百万台売れたと予測されています。

これでアップルは約20億ドル売り上げたそうです。

でもアップルウオッチの製造、組み立てはいろいろ問題もあるみたいです。

液晶デイスプレイとか組み立て品の70％が検査で引っかかるとか・・・うーむ　

以下は第一陣の約3百万台ですが、全て売り切れです。

Apple Watch Launch Model

＜出所Think Big Analyticsのcarlhowe.com/blog＞

　販売も「ショールーミング」を試みたけど失敗だったかしら・・・・・

次回から元の徹夜行列方式にもどすかも・・と店舗役員のアンジェラさん

＜出所　ビジネスインサイダー＞

　アップルウオッチの売り上げについて幾つかの調査が発表されています。既にお伝えしたスライスの米国で一日約百万セット売れたという報告に続いて、当初の週末にはグローバルベースで約三百万セット売れたと言う報告（Think Big Analytics）やＫＧＩによるグローバルに約2.3百万台売れと言った予測が出ています。Think Big Analyticsは当初2週間で約20億ドルの売り上げを予測しています。

またアップルの店舗担当上級役員のアンジェラ・アーレントさんは、「計画通り行かなかった」「やっぱり、昔の販売時の行列方式に戻す」と言っています。また4月24日配送開始と言う表示が消えたそうです。

■ 3百万セット売れた、アップルで最も儲かるビジネス

ビジネスインサイダーの記事はThink Big Analyticsのカール・フォーエさんの記事を引用し、グローバルベースで当初の週末約3百万セット売れたと述べています。（第一次製造分はすべて売り切れたと言う予測です）

内訳はスポーツ版が百八十万セット、真ん中のステール版が百三十万セット、そしてゴールドタイプが4万セットです。そしてカール・フォーエさんは「アップルウオッチはアップルで最も儲かるビジネスだ」とも述べています。彼はアップルウオッチの売上高利益率を60％と想定しています。またＫＧＩによる予測では、最初のまで週末にグローバルに約2.3百万台売れたと見ています。（85％はスポーツ版、15％がステイール版、1％がゴールド版）

■ 中国では2万ドルのゴールドが売り切れ

爆買の中国では約1時間以内に2万ドルのゴールド版が売りきれています。

■ 販売方式は元に戻すとアップル役員のアンジェラさん

一方iPhone6やiPhone6プラスで多くの人々が徹夜で並ぶのを見て改革を決意した店舗販売担当役員のアンジェラ・アーレントさんはアップルウオッチ「ショールーミング方式」を実施しました。しかしそれでも販売待ち時間が3か月近くの6月になるなどの事態が発生しました。また幾つかの配送の遅れの課題が発生し、とうとうアップルは4月24日実販売＝配送到着日の表示を外す事態に至っています。そこでアンゼラさんは「販売方式を元に戻す」と言った趣旨のメモを店舗従業員に送りました。

■ 毎月1－2百万セットが製造能力か？

38種類の異なるモデルですが、台湾クオンタ（の中国工場）において毎月1－2百万セットが製造されています。少ない生産台数見積もりの主な理由は生産ラインを受け持っているクオンタからのサプライチェーン障害です。まずＬＧの液晶ディスプレイの問題でそれ以上、生産できないそうです。またクオンタの生産台数の70％に品質問題があるなどしている為、フォックスコンとアップルとクオンタで協定を結び、フォックスコンから約3千人社員を借りたと言う報道もあります。なかなか作る、組み立て検査するもの難しいようです。4月24日の配送開始日をアップルが削除したのはクオンタなどのサプライチェーン問題も影響しているようです。

色々問題がありながらもやっぱりすごい、そして収益性の高い新商品の門出です。