オルタナティブ・ブログ > インターネットの第二の波とソーシャルメディアマーケティング >

テレビのデジタル化がドライビングフォースとなり、全ての情報メディアが一旦、収縮する時代の羅針盤

効果があり過ぎのグーグルWaze、リオオリンピックに採用

»

  あのねえ・・・お宅のサービスは効果があり過ぎ・・・

ちょっと車につぶやくのやめてもらえないかしら・・・

静かな環境に騒音が煩くて犬の散歩もできないのよ!!

まったく・・・車がつぶやくなんて いやーね・・・

WAZE-1.37.29-pm.png-300x200.jpg

 

WAZE003.jpg

<出所 https://downdetector.com/status/waze/los-angeles>

僕が悪いっていうのぉおお??

Waze_logo.png

そうだ・・わざと工事中だって投稿してやろう・・・・意地悪^^

cones-3ModGreen_zpsfb890785.png

<出所 Waze>

現在、あまたあるソーシャルネットワークの中で筆者が「面白い、面白い」と思っているのは、グーグルが買収した「人とともに車がつぶやく」Wazeです。グーグルが買収したイスラエルのスタートアップ企業ですが、マイアミ、ロサンジェルス、ジャカルタ、テルアビブなどの様々な都市で活発に使われています。特にロサンゼルスでは、「効果があり過ぎ」と近隣や地域で問題になっています。一方2016年ブラジルのリオデジャネイロ・オリンピック対策に採用されました。また201410月、ニューヨークでW10が結成され、世界10の都市などがWazeの活用で連合しました。「おいあそこに警察が取り締まっているよ、避けた方がいいぜ」と言うクラウドソーシングにニューヨーク警察も参加しています。これは面白いです。


 Rio de Janeiro, Brazilの他には以下の都市や州、警察が参加しています。

Barcelona, Spain and the Government of Catalonia

Jakarta, Indonesia

Tel Aviv, Israel

San Jose, Costa Rica

Boston, USA

State of Florida, USA

State of Utah, USA

Los Angeles County

The New York Police Department (NYPD)

 ロサンジェルスのWazeは効果出過ぎで逆効果

 ロサンジェルスの場合、Wazeが広く使われており、その結果、近隣の隠れ家的な抜け道や知る人ぞ知る秘密の道が全て可視化され、「犬の散歩もできない」「静かな環境が壊される」と地域の住民運動にまで発展しています。その旨が地上波のCBS放送で放映されました。一部の地域住民は抜け道で事故が起きたと偽投稿し、近隣の静けさを取り戻そうとしています。しかし、彼らもWazeは結構、活用しているそうです。

Waze Disputes Claims That Users Are Reporting False Congestion

 2016年リオのオリンピックで市とパートナーシップ

 ブラジルのリオデジャネイロはオリンピックのため、交通渋滞を解決しようと2013年、グーグルWazeとパートナーシップを締結しました。(Wazeは東京オリンピックにもやってきますね)GPSによる位置の自動投稿が交通の混雑度合を示し、一方運転手が怒った顔やニコニコ顔の表情を提示します。そして市が交通監視センターを設けて警察などに指示を出します。グーグルアースと一体化した監視の様子は圧巻です。交通事故やテロなどでの渋滞時はウオールームを設置します。これは注目です。40万人のドライバーが使っており、毎日、5万人が投稿してきます。

先日のニューヨークにおける都市とWazeのミーティングにもリオデジャネイロ市から代表が参加していました。当然、ビッグデータの活用事例にもなりますね。すでにカップで本番テストしたそうです。

リオデジャネイロ市の取り組みは以下の動画

  Waze Forms Municipal Partnership With Rio de Janeiro's Centro de Operações

 以下はニューヨークでのカンファレンスの動画」(都市とWaze)

10の都市などが Connected Citizens Program=W10 で連合しました。以下カンファレンスの動画です。

Waze W10 10/1/14 Launch Event Panel, hosted by Baratunde Thurston

 スマートシティと交通問題

 モノのインターネット=IoTが大きな課題となり、米国などがスマート・チャレンジ・アメリカなどスマートシティを積極的に推進する中、Wazeのような人と機器がともにつぶやくタイプのソーシャルネットワークは、必須のツール=必須のサービスになるかもしれません。先日のニューヨークのミーティングでも「電話の次はスマートカーに直接、ツイートをさせないのか?」とい言質問が出ていましたが、そのうち、信号機や電気自動車のスタンドもつぶやき始めるのでしょうか。スマートシティの必須のサービスになれば面白そうです。

★★ LA Traffic Is Getting Worse And People Are Blaming The Shortcut App Waze

★★ Waze app's shortcuts disrupt quiet neighborhoods CBS放送動画あり)

★★Waze Launches Connected Citizens Program, Debuts Inaugural "W10"

Comment(0)