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テレビのデジタル化がドライビングフォースとなり、全ての情報メディアが一旦、収縮する時代の羅針盤

米国ジャーナリズムのクラウドファンディング“Beacon”は面白いかも・・・・

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 世の中には許せないことや大きな社会課題があるんだよ・・・・その為に誰かが調べて発表しないと・・・・是非、私の取材にクラウドファンドの清き一票を・・・

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<出所:ギガオム>

 

  米国のカレッジからレイプ事件を追放しよう・・・・調べて記事を書きたーい!!ニュースウイーク紙も記事を載せてくれると言ってるよ・・・

(影の声・・・525ドル位、自腹で用立てろよ・・)

 

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<出所:ギガオム>

新しいインターネット( IoT、クラウド、ビッグデータ)への流れの中で、米国ではワークスタイルの変化が更に進み始めています。(無論、日本でも2011年の東日本大震災後、同様の傾向が小さく台頭していますが)

クラウドファンディングやクラウドソーシングは雇われない生方や個人の起業を促進する社会・制度面の変革要因として注目されています。

面白いのは米国で注目されているジャーナリズムの米国クラウドファンディング“Beacon”です。個人ジャーナリストが「こんなテーマでこんなことを取材して記事にしたい」「このテーマで本を書きたいので調査費用を援助して」と言った投稿をし、一般の生活者が少しずつ資金を提供します。今ではそれにハフィントンポストやニュースウイークなど出版社もスポンサーで参加しています。“Beacon”は立ちあがって丁度、一年です。“Beacon”は元フェイスブックのmanaging editor Dan Fletcherさんが立ち上げました。

■   カレッジでのレイプ防止記事

面白いのは米国の大学で後を絶たないレイプ事件を記事にするとフリーランスジャーナリストがクラウドファンディング“Beacon”に525ドル欲しいと訴えています。それに対してニュースウイークが「記事を載せてもよい」とスポンサーになっています。このキャンペーンは始まったばかりでまだ2%しかお金が集まっていませんが、注目を浴びています。

■   エボラ出血熱の影響調査

これも出版社Pacific Standardが記事の配信を約束していますが、アフリカにおけるエボラ出血熱の病気の伝染、食糧が足りない飢餓状況への影響などを調査するレポートをしたいとフリーランス記者が4、770ドル集めたいと訴えています。

■   ISISに捕まり、身代金を要求されるフリー記者が増えるかも・・・

 欧米ではイラクやシリアでイスラム過激派のISISなどに捕まり、処刑されたり、身代金を要求されるフリー記者が増加しています。ジャーナリズムのクラウドファンディング“Beacon”などが成功すれば、クラウドファンディングで派遣され、そして過激派に捕まり、処刑されたり、身代金を要求されるケースが確実に増えるかもしれません。それでも取材に行くフロンティア精神を褒めるべきかもしれませんが。

■   組織の桎梏からの創造性の開放・・・

クーベルタンによる活版印刷術の発明は、コミュニケーションと知識の革命をもたらし、その結果、新しいライフスタイル「市民」が登場しました。その結果、教会や封建領主の下で眠りこまされていた創造性が発揮され、近代工業社会が生まれました。

モノのインターネットの時代には新しい働き方「雇われない生き方」が可能なエコシステムが出来始めています。そして大手の出版社など組織の下で眠りこまされた創造性が開花し始めています。(これが新しいナレッジマネジメントの視点です)

時代の変化に敏感な芸術やジャーナリズムの世界で登場した米国ジャーナリズムのクラウドファンディング“Beacon”に注目です。

“Beacon”

★★ Journalistic crowdfunding platform Beacon signs another partnership deal, this time with Newsweek

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