オルタナティブ・ブログ > インターネットの第二の波とソーシャルメディアマーケティング >

テレビのデジタル化がドライビングフォースとなり、全ての情報メディアが一旦、収縮する時代の羅針盤

アップルがディズニーを買う仮定記事は魅力的・・・・

»

  確かにソニーの出来なかった事が出来るかもしれません・・・もし両社が一緒になるなら・・・

Appledisney

 <出所: http://thrillgeek.com/apple-pay-coming-walt-disney-world-resort/>

星に願いを・・・・  アップルの末永き成長を

Stardex

<出所: アマゾン>

 ライバルの韓国サムスン電子の収益が急降下し、2014年7-9月期の収益が2011年の昔に滑り落ちる中(前年同期比60%減少)、アップルの成長議論が米国で盛んです。その一つにデイズニー買収説があります。ワシントンポスト紙やNBCニュースが取り上げています。もっともこれは仮定の話なのでウオールストリートジャーナル紙やニューヨークタイムス紙は未だに動いていませんが。(あの、このブログは昔あった「グーグル+アマゾンの合併=グーグルゾンが出来る」と言ったレベルの話ですので、具体的な動きは一切報じられていません。念の為 ^^)

 

急先鋒のフランシス・マキナニーさんがダイアモンドに投稿しているのでちょっと取り上げてみました。アップルが大きく伸びるには良質のコンテンツ企業の買収を必要とすると言う見方です。無論、サムスンのように新興の中国勢などに食われない為にも必要と言う訳です。

 

 

■  モノ支配論理からサービス支配論理へ

マキナニーさんの主張は「アップルが更に拡大を続ける為にはウエアラブルなどの機器だけでは極めて不十分」「外のリスクと知恵を使ったアプリの世界(サービス支配論理)を強化するしかない」、「その為の起爆剤がディズニーの買収」と言うモノです。「両社は全くの補完関係にあり、相性は抜群に良い」と主張しています。この見方は米国の投資家層にはかなり支持されています。一方懐疑派の主張は「買収には1400億ドルもかかる」「出せるのか」と言うモノです。

 

また日本メーカーの弱点は「モノ作り=モノ支配論理にとらわれており、ソフトウエアによるサービスが弱い」と言った点です。これはグーグルプレイストアに頼るサムスンなど韓国勢にも当てはまります。(だから中国勢の追い上げにいとも簡単に敗戦してしまったわけですね)

 

■  ソフトバンクがコンテンツビジネスを買い始めた・・・ソニーの何時か来た道

 

★★ソフトバンク、米映画会社に出資 約270億円

http://www.nikkei.com/markets/kigyo/ma.aspx?g=DGXLASDZ02HNM_02102014TJ1000

 

そう言えばソフトバンクが米国版ゴジラ映画製作企業の「レジェンダリー・エンターテインメント」の買収を発表し、更にピクサー対抗の3Dアニメ制作映画企業「ドリームワークス」の買収交渉をしていると伝えられています。

 

これは明らかに嘗てソニーがコロンビアピクチャーズを買収し、ソニーピクチャーズと名前を変えた件を想起させます。当時は映画館やオープンな地上波が中心であり、ソニーのエレクトロニクス事業とのシナジー効果はあまりありませんでした。処が地上波や映画がインターネットに移行する時代(IOT時代)が始まるとエコシステムは全く異なってきます。様々なスマート機器(ハードウエア支配論理)の上に多様なサービスを載せる企業がメディアにおいてもハードウエア販売においても優位に立てるからです。その「サービス支配論理」のビジネスモデルを作り上げたのがアップルであり、アマゾンやグーグル、マイクロソフトが後追いしています。

 

アップルが仮にディズニーと一緒になれば、それは米国における地上波の廃止の「朱鷺の声」であり、アップルテレビ大成功のた為の手段と言うことになります。(恐らくアップルがパネル付きの大型スマートテレビを出すのは、この位の準備をしてくるでしょう)

 

 

■  ビーツ買収の次はディズニーだと言う見方

そもそもアップルとディズニーとは非常に仲が良く、故ステイーブ・ジョブズ氏は、ピクサーで大成功した後ピクサーをディス二―に売却しました。その結果、現在、ジョブズ家はディズニーのお株主です。同時にディズニーのボブ・アイガーさんはアップルの取締役会議のメンバーの一人です。

 

そしてアップルがディズニーを買収するのではないかと言う見方は音楽のビーツ買収後、米国で急速に広まりました。確かにアップルペイへの動きを支えている企業の一つはディズニーです。

 

遅くとも2020年頃までにはアップルのディズニー買収の動きがあってもおかしくないと考えられます。

■  アップルの興味は生活者領域、企業領域はIBM依存

また全方位のグーグルと異なり、アップルの興味は生活者領域です。ビジネス相手の商売はアップルコンサルタントネットワークの力不足もあり、IBMとアライアンスを結びました。従がって自社としては生活者領域で新たな動きをします。

 

■  アップルテレビに再度、注目

アップルウオッチの次にはアップルテレビに再度、注目が集まります。何故ならばアップルはインターネットテレビ(INTERNET DELIVERED CATV)をアップルテレビ本格版の成功条件と考えているからです。その為にはディズニーの買収や連合も選択肢の一つでしょう。

 以下にフランシス・マキナニーさんの説明動画があります。

Apple Buying Disney?

★★アップルがディズニーを買収する理由 最強企業の誕生シナリオで考える「勝者の条件」――フランシス・マキナニー特別寄稿

 

★★Apple Inc. Disney Acquisition Rumoured a 'Powerhouse Deal' in the Making

 

 

★★ Apple buying Disney? A consultant explains why he thinks a deal is ‘frighteningly obvious.’

 

★★ Apple Buying Disney?

★★Samsung warns of massive 60% decline in profits for Q3, cites stiff smartphone competition

 

 

Comment(3)