中国小米（Xiaomi）13ドル・ウエアラブル・リストバンドはイベントを変えるか・・

 上の小米（Xiaomi）Mi4＝スマートフォンに対応したMiバンドと言うネーミングはいまいちですね＾＾

<出所ネクストウエッブ>

■  1個13ドルのウエアラブル

中国のアップルとかMi 4（ミーフォン）はアップルの真似だ何だと言われている中国小米（Xiaomi）ですが、ウエアラブル・リストバンドを発表し、世界に衝撃を与えました。衝撃の理由はなんと一個13ドルだからです。

それでもしっかりバッテリーが入っています。この点バッテリーの無いRFIDのカードと異なります。

■  活用領域が広がるか、13ドル・ウエアラブル・リストバンド

2014年第一四半期には約3百万個のウエアラブル製品が売れたと報じられています。そしてその5分の4はウエアラブル・リストバンド、残りがサムスンを中心としたスマートウオッチです。（ABIリサーチの調査）

　<出所:ABIリサーチ>

★★Q1 2014 Wearable Shipments: Activity Trackers Outsold Smartwatches by 4 to 1

また現在、ウエアラブル製品の活用領域では①スマートフォンのアクセサリー②ヘルスケアと言った領域が立ち上がっています。

①  スマートフォンのアクセサリー

まず①スマートフォンのアクセサリーとしては、数字には集計されていませんが、ビーツなどのヘッドフォン（スマートヘッドフォン）やスマートイアフォンなどが挙げられます。今後ローエナジーブルートウスの普及で確実に活用されるでしょう。ここは見えています。またサムソンのスマートウオッチの使われ方は「明らかにスマフォの補助機能」です。これはスマートウオッチの活躍領域です。

②　ヘルスケア

　健康志向が強い米国では、消費者（生活者）の間、特に中高年女性の間でヘルスケア目的のウエアラブル（ウエアラブル・リストバンド）が売れています。またグループ保険の為に企業がウエアラブル・リストバンドをまとめ買いし、社員に配布しています。

■  13ドルならイベントが狙える！！　フリフラと競合？

2013年、ＮＨＫの紅白で参加者に配布され、応援に使われたソニーのフリフラ（イベント用の手持ち照明）は、一個2500円です。無線制御で10組に分けた色の変化や明かりの制御が出来ます。（但し、インターネット接続では無い）イベントで振る野球のメガフォン（タイガースファン）や傘（スワローズファン）などがネットに繋がったとお考えください。そう言えば横浜マリノスも何か振っていました。

13ドルまでリストバンドが安くなれば、これからはイベントにおけるウエアラブル利用が具体的に見えて来ます。例えば改修が終わった米国フットボールのリーバイス・スタジアムでは千か所のWiFiホットスポットがあり、全部で４０ギガの回線スピードが保証されています。

中国小米（Xiaomi）は先進国に出る前に発展途上国に行くとか騒いでいますが、先進国から13ドル・ウエアラブル・リストバンドの引き合いが大量に来れば飛びつくでしょう。（ビジネスとはそんなもんです。経営者の言う事など直ぐ変わります）

逆に日本でソニーのフリフラ（イベント用の手持ち照明）と競合してくれれば、ソニーさんにも励みになると思うのですが如何でしょう。

■  イベントとウエアラブル

中国小米（Xiaomi）の13ドル・ウエアラブル・リストバンドを見ていると、将来、イベントが大きく変わる気がします。例えば昔甲子園では、野球のＰＬ学園が描く人文字が有名でした。このアナログ人文字も将来は、全員が白のスマート帽子と白のスマートシャツを着て、一斉にインターネットによりプロジェクション・マッピングでスマートな人文字を描くのでしょうか。

夢が膨らみますね・・・＾＾

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新ペンライトシステム 「FreFlow（フリフラ）」デモ動画

ソニーのフリフラです。一個13ドルまで値段が下がれば、こんなウエアラブルの使い方がイベントで広まるでしょう・・　

＜出所：　ソニー＞

　１０００か所のWiFiスポットがある40ギガ回線のリーバイスの球場

<出所：リーバイス＞

★★　Xiaomi announces its first wearable device, a $13 fitness band

★★　Surprise! Xiaomi’s New Metal-Edged Flagship Looks Like An iPhone. But Its $13 Wearable Is Novel

★★「FreFlow（フリフラ）」でライブ／コンサート演出に新たな可能性を

★★いきものがかりのLIVEで使われているリストバンド型ライトがすごい