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ハロウィンだね!知ってる人は知っている、本当はカボチャじゃなくてカブだった。

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ハロウィンの季節ですね、こんにちは、長島です。
去年のハロウィンな金曜日は、何も考えずに渋谷や六本木へ車で行ったところ、凄まじい渋滞にはまりました。街中には仮装した悪魔や天使がいっぱい。隣を走る車の中には、5人のパイレーツ・オブ・カリビアンなジャック・スパロウたちが車から乗りだしてワイワイやっていたり...とカオスでございました。
ということで、今週末は都内から退避しようと思っております(笑)

今日はそんなハロウィンについて。
みなさん、ハロウィンをコスプレパーティーの日、とか、お菓子をもらう日、とか思っていませんか~??

■ハロウィンの起源

ハロウィンは、ヨーロッパ地方に住んでいたケルト人のお祭り「サウィン祭」が起源と言われています。(諸説あります)
このサウィン祭、ケルト人が信仰していたドゥルイド教の宗教行事で、収穫祭のこと。しかも、ケルト人にとっては11月が新しい年の始まりに当たるので、10月31日は大晦日。さらに10月31日は、死者の霊が家族のいる家に戻ってくる日、とされていました。

日本における死者の霊が家に帰ってくる日、「お盆」では大騒ぎするようなことはありませんが、このケルト人のお盆はちょっと違うんです。家族の霊だけでなく、イタズラをする悪い霊もごっちゃになってこの世に来ちゃうんです。そのため、悪い霊を追い出すための宗教的儀式でもあるそうです。

ということで、ケルト人にとって10月31日は、収穫祭+大晦日+お盆(悪霊退散!)という忙しい日なんですね。


■なんでハロウィンの飾りはオレンジと黒ばっかりなの?

これは想像がつきますね、ハロウィンカラーのオレンジと黒。
オレンジは「収穫」を意味し、黒は「死」を意味しています。

■ジャック・オ・ランタン? ジャックって誰?

顔が描かれたカボチャのことを「ジャック・オ・ランタン」と言いますね。
Jack-O'-Lantern(Jack of Lantern)、ランタンを持つジャックさん、という意味。

昔々、Jackという名の、人をだましてばかりいる男がいました。
ある日、Jackの目の前に悪魔が現れ、「お前を今すぐ地獄へ連れてく」と言われてしまいます。ズル賢いJackは悪魔を騙して、今すぐ自分を地獄へ送らないようにしてもらいました。

しかし、何年か経った後、またJackの前に悪魔が現れます。Jackはまた悪魔を騙して、自分のことを絶対に地獄には連れて行かないこと、と約束させます。

無事、地獄へ行くことなく生活していたJackですが、やがてお爺ちゃんになり、亡くなってしまいました。生前、悪い行いばかりしていたJackは、天国に入れてもらえず、嫌々ながら地獄の入口へ向かいました。すると、地獄の入口には、Jackが以前騙した悪魔がいました。「あなたは、絶対に地獄には連れて行くな、と言いました。なので地獄に入れることはできません。」と言われてしまいます。

Jackは行き場なく、永遠に暗闇を彷徨い続けなければいけなくなってしまったのです。さすがに可哀想に思った悪魔が、Jackに灯りとなる石炭をくれました。Jackはカブをくりぬいて、その石炭を入れてカブの中に入れてランタンにしたのです。
これがジャック・オ・ランタンの伝承話だそうです。


■あれ?カブじゃないの?なんでカボチャを飾るの?

Jackはカブをくりぬいて、ランタンにした、という話が出てきましたね。ケルト人にとっては、カブがとても身近なものだったので、当初はカブが使われていました。(カブと書きましたが、正確には「ルタバガ」というアブラナ科の根菜だそうです。見た目はほぼカブ。)
ケルト人が多く住むヨーロッパから、ハロウィンの習慣がアメリカに伝わった際、カブよりもカボチャの方がより手に入りやすい農産物だったので、カボチャが主流になってきたようです。

いまでは、ケルト人が住んでいたヨーロッパ地方でも、カボチャが多く使われるようになっているそうです。先日おもしろいニュースを見かけました。カブでランタン作ろうよ!と動いている人もいるようです。

▼AFPBB News:ハロウィーンには「カブのランプ」で伝統回帰を、英保全機関
http://www.afpbb.com/articles/-/3064292?pid=16802843


■なんでハロウィンでは仮装するの?

悪霊を追い払うために、仮面をかぶったり、仮装をし始めたと言われています。
要は魔除け、ですね。また、先ほどのジャック・オ・ランタンも悪霊を追い払い、善霊を引き寄せる意味があるようです。
日本のお盆に飾る精霊馬(キュウリやナス)とは多少異なりますが、家族の霊に対して「ちゃんと帰ってきてね」という感じは似てるんじゃないかな、と思いました。



ある特定の宗教行事がアメリカに渡ったことによって変化して、子供向けだったものが時代とともに進化し、現代のパーティのようなイベントへと発展したように感じました。多宗教、多民族国家のアメリカだからこその柔軟性なのでしょうか。
無宗教な人が多い日本でこのハロウィンがメジャーになったのは、国際化の現れかもしれません。国内ではどちらかというとコスプレ大会みたいな様相ですが(笑)
また、ビジネスに結び付けるという意味でも、ハロウィンはアメリカを経由してて良かったんじゃないかな、と。


さぁ、そろそろパーティーの時間ですよ!:-)
ハロウィンの後は街中が汚れやすい、という話をよく聞きます。もしハロウィンパーティーやイベントに出かける皆さま、お掃除をしてから帰りましょう:-)

■HALLOWEEN & TOKYO : カボチャのゴミ袋をGetして、街をキレイにしよう!
https://andtokyo.jp/halloween/
10/31(土)、11/1(日)の朝7-9時、六本木/新宿/渋谷/秋葉原の各エリアでゴミ拾いを実施するそうです。

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