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Androidアプリ作成体験にプログラミングの楽しさの原点を見た

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先週金曜日、秋葉原ダイビルとUDXで、国内最大のAndroidイベント「Android Bazaar and Conference(ABC) 2014 Spring」が開催された。昨年よりDelphiでAndroidアプリ開発をサポートするようになり、エンバカデロもABC初参戦となった。

エンバカデロが出展したのは、UDXの方で開催されたBazaarの方。各支部やスポンサー各社の展示ブース、ステージなどがあり、コミュニティイベントらしい近い距離感だ。開場は10時だったが、設営の遅れもあり、10時ちょっとすぎになんとなくオープンした(していた)。

エンバカデロブースでは、「5分でできるAndroidアプリ開発体験」というコーナーを設けて、DelphiまたはC++でビジュアルにカメラアプリを作ってもらって、Androidタブレットで動かしてもらおうという企画を実施した。

開始して間もなく、列ができる。

Abc01

手順はそれほど複雑ではなく、Delphi/C++Builderのコンポーネントを使って、ビジュアル操作でカメラを起動するボタンを配置し、プロパティを設定する。コードは2行ほど。

Abc02

自分で作ったアプリが実機ですぐ動くとあって、完成したときはプチ感動が味わえる。開発者ばかりでなく、プログラミング初心者、小学生にも挑戦していただき、プログラミングの楽しさを感じてもらえた。

Windows環境だと、最近では、ちょっとプログラムを作ってみたぐらいでは感動はない。でも、より身近になったスマートデバイスで、自分で作ったアプリが動くというのは、昔ようやく手に入れたPCで、初めてHello Worldしたときのような感動が得られるのだと思う。

さて、イベントは、コスプレ理系女子が登場したり、あらぬ方向にどんどん盛り上がっていったが、GMOから、美雲このは美雲あんずのご両名もエンバカデロブースに訪問いただいた。

そこで明らかになったのは、美雲このはさんは、実はDelphi女子。「Delphiだ。使ってるから分かる」と、Androidアプリ開発体験に挑戦いただいた。

Abc03

ご覧のように、カメラアプリを5分未満で完成させた。エンバカデロのイベントに登場する日も近いか?

今回のイベントでは、幅広くスマホアプリ開発を体験してもらったが、ビジネス向けに同じような開発体験をしていただくワークショップも開催している。興味ある方はどうぞ。

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