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プレビュー:DelphiがいよいよAndroid向け開発をサポートへ!

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エンバカデロがボーランドの開発ツール部門を合併して以来、Delphi / C++BuilderといったいわゆるRADツールの戦略を「マルチデバイスサポート」へと向け、積極的に開発を進めてきた。その成果は、一昨年のDelphi / C++BuilderでのWindows / OS Xのネイティブクロス開発サポート、そして今年春のDelphiによるiOSネイティブサポートと確実に重ねてきた。

しかし、モバイル開発といえば、iPhone / iPadのほかに、やはりAndroidを無視できない。無視できないというより、iOSとAndroidの両立に、多くの開発者が苦しんできた。それだけでなく、Android向けの効率的な開発環境の不在に悩んでいるという声も聞く。

そこでDelphiである。

今回、次期バージョンのDelphiでいよいよAndroidをサポートするということで、いくつかプレビュー情報が出てきた。以下のビデオは、Delphi時期バージョンでの、Android SDK、NDK、デバイスのサポートを紹介したものだ(日本語)。

ビデオをご覧いただくと分かるが、ターゲットデバイスは、メニューで切り替えるだけだ。これだけで、iOSとAndroidのクロス開発が可能になる。しかもネイティブ。

現時点では、まだあまり細かいことは言えないので、まずは、この新バージョンを紹介するイベントを紹介しておく。

第26回 エンバカデロ・デベロッパーキャンプ」
日程:2013年9月13日(金)
会場:東京ビッグサイト会議棟
参加費:無料(事前登録制)

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