昨日に続き、バーチャルで実施する次回デベロッパーキャンプに関して、今日はマーケティングの視点から集客アクションのポイントについて。
これまで、ライブのデベロッパーイベントの場合、だいたい1ヶ月半から2ヶ月ぐらい前には告知して、集客アクションをいろいろと打ってきました。ライブの場合、参加いただくには、ほぼ1日イベントのために使ってもらうわけですから、それなりに早い時期から日程をお知らせして、スケジュールをブロックしてもらう必要があります。
参加申込数の増加曲線も、集客メールや追加情報告知などのアクションで多少のデコボコは出るものの、ほぼ一定の割合で直線的に推移します。これは、デベロッパーキャンプぐらいの終日イベントでも、半日や数時間の無料セミナーでも同じ傾向です。

一方、今回のバーチャルイベントに非常に近い形態であるWebセミナーの場合、オフィスや自宅、あるいは移動中でも気軽に参加できるため、スケジュールのブロックはそれほど重要ではありません。むしろ、直前のノーティスの方が効くようで、実際Webセミナーの場合、当日申込数が、全体の5割ぐらいを占めています。

直前申込が多いということは、歩留まりにも違いが出ます。ライブイベントの場合、さすがに1ヶ月後の予定は確定できないからと、見込みで登録される方もいらっしゃいますので、どうしても不参加、キャンセルなどが出ます。通常イベントでは、5割~6割ぐらいの歩留まりを見ているかと思いますが、デベロッパーキャンプの場合、もう少し高くて7割ぐらい。人気セッションの場合8割ということもあります。
Webセミナーでは、当日に登録された方は、ほぼ間違いなく参加いただけます。当日申込の割合が多いということは、歩留まりもよく、実質参加者数を底上げするには、当日申込数の増加に注力することがポイントのようです(もっとも、当日のみに依存するのはリスキーですが)。
ただ、この種のイベントは、どこの会社でも、既存ユーザーへのリテンションと、新規顧客の開拓の2つの側面を持っていると思います。前者の場合、すでにコンタクトがあるので、当日申込を促進するメールなどによって目的を達成できますが、後者の場合、コンタクトがない分、工夫が必要になります。外部のメールを開催日に当てるとか、事前に種まきをしておくとか。
もうひとつ、バーチャルデベロッパーキャンプのケースでは、3月11日の昼から3月12日の夕方まで、長時間にわたっての開催となります。そのため、始まっちゃうと途中参加が見込めない単発のWebセミナーと違い、開催中にネット上でいろいろな情報発信をすることで、途中参加、覗き見参加などを期待できそうです。当日、コンテンツ配信だけに集中して、副次的なコミュニケーションパイプのフォローを怠ってしまうと、このチャンスを逃してしまいますので、事前の準備や打ち合わせ、役割分担が重要になりますね。
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藤井 等
ボーランドの開発ツール事業分離発表を受け、数年ぶりにマーケティングに復帰し、2009年からは日本法人代表へ。
仕事に関連したソフトウェア開発やマーケティング、ビジネスに関する話題、週末には音楽の話題を。
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