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開発ツールビジネスの再生に格闘。マーケティングの視点で解説

サンフランシスコに出張中 - Webサイトの統合など

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現在、出張でサンフランシスコのエンバカデロ本社に来ています。本社への出張は、1月のキックオフ以来で、前回同様、オフィスから歩いて数分の、エンバカデロの名前の由来となる「波止場」近くのこぢんまりとしたホテルに宿泊しています。とある社員の妹が働いていて、景色のよい海側の部屋をとってもらいました。窓からは、素敵な景色が臨めます。

Embarcadero_hb

今回の出張目的は、主にマーケティング側で、これからの2009年後半の計画と、Webサイトの統合に関する話が中心です。エンバカデロは、昨年7月にボーランドの開発ツール部門「CodeGear]と合併してして以来、www.embarcadero.comwww.codegear.com という2つのWebサイトを持っていました。これが、今年の2月、Embarcadero All-Accessの発表に伴い、embarcadero.com に統合され、関連する技術系のサイト、デベロッパーネットワークサポートサイトなども、embarcadero.com に変わりました(従来のURLからはリダイレクトされます)。

しかし、これは英語の世界の話で、もともと国際化をしていたデベロッパーネットワークやサポートサイトについては、そのまま自動的に移行完了でしたが、メインのwwwのWebサイトについては、国際化は3ヶ月後を目処に、ということでした。そのため、日本語は、現状 www.codegear.com/jp のまま。

今回、ほぼ3ヶ月が経過したタイミングで、英語のコンテンツの見直しを行い、これに併せてドイツ語、フランス語、ロシア語、ブラジル-ポルトガル語、そして日本語からローカライズを行う計画です。

昨日は、主としてプロセスに関する議論。ローカライズ作業は単なる翻訳プロジェクトではないので、その辺のローカルの要求を理解し、対応を検討することに結構時間を割きました。日本の場合、日本語での情報に対する要求度は他国の比ではないのですが、日本=日本語なので、他の言語サイトよりも要求は単純だったりします。例えば、ドイツ語はドイツ一国ではないですし、スイスという国でくくると、少なくとも3言語ありますし。

かくして、ゆるい味の中華のケータリングと、超甘いクッキー、ひたすら炭酸を友として、ときどき集中力が完全に失われつつも、主要なテーマを網羅するまで、夜の9時近くまで喧々諤々やっておりました。

うーん、初日にしちゃつらすぎる。ちなみに、マスクをしている人は当然おりませんで、うがい手洗いを心がけ、あんまり無理しないように体力を温存しつつすごしています。

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