先日、海外出張の機内で、ウッディ・アレン監督の日本未公開の最新作「Scoop(スクープ)」という映画を見た。スカーレット・ヨハンソン演じるジャーナリスト志望の女子学生が、死んでしまったジャーナリストのスクープネタを追いかけるコメディ。窮屈な席の小さい画面で鑑賞するには、ちょうどいい映画だった。
この映画では、随所でいわゆるクラシックの名曲が使われていた。湖のシーンで「白鳥の湖」だったり、ちょっとシャレも効いている。例のソフトバンクCMもそうだけれど、元の文脈にない音楽を、膨大なストックからさっと取り出してくる選曲の妙は、その音楽に新しい命を与えるかのようなすばらしい才能だと思う。
この種の音楽の使い方で秀逸だったのが、牧羊「豚」が主人公の映画「ベイブ」。なぜか、ネズミもベイブ(豚)も、ご主人様もサン=サーンスの交響曲第3番「オルガン」のメロディを口ずさむ(譜例)。
オリジナルはフルオーケストラにオルガンも付いた実に荘厳な曲だ。それがなぜが、いろんな映画で大統領役をやってるジェームス・クロムウェルが演じているご主人様が、ベイブを元気付けるために、カントリー調の踊りをこの曲で踊る。実に荘厳な風景だ。いや待てよ、でも相手は豚なのだ。まったくのミスマッチのはずだが、なぜだかすっかりベイブのテーマ音楽として定着してしまっている。
ちょっと泣いてしまうのが、「威風堂々」。なんと、イギリスの魂のようなあの名曲が、アニメ「あたしんち」のエンディングテーマなのだ!(オフィシャルサイトによると2005年12月3日から別の曲になっている)今年生誕150年を迎えるエルガーは、果たして喜んでいるのか、泣いているか?
Special
- PR -| Delphi テスターマン | 2007/02/06 18:39 |
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先日に子供の学校のチャリティコンサートがあり、行ってきました。 プロのバイオリンの方の演奏などもあり、子供も本当の楽器の音に聞き入っていたようでした。 その中でタイタニックのテーマを耳の全く聞こえない15歳の少年が弾いてくれました。 当然、タイタニックのテーマですので、わかり易く映画の画面を思い返しながら聞かせてもらいました。 ただ、耳が聞こえない障害を持ち、かなり練習を重ねてコンサートの日を迎えられたと思います。 でも、聞き入っていると、映画のスムーズな演奏よりも貯めがあったり、感情を込めて引かれている箇所もあり、耳が聞こえないとは思えない演奏で感激でした。 巧さというよりも感情に聞き入ったと言う感じですね。 やはり、コンサートは有名無名、大小に関わらず生の音はいいですね。 映画・テレビの主題歌という話題でしたので、ちょっとかすり気味ですが、読ませて頂いた文章でコメントさせて頂きます。 | |
| hifujii | 2007/02/06 20:07 |
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Delphiテスターマンさん、コメントありがとうございます。 | |

藤井 等
ボーランドの開発ツール事業分離発表を受け、数年ぶりにマーケティングに復帰し、2009年からは日本法人代表へ。
仕事に関連したソフトウェア開発やマーケティング、ビジネスに関する話題、週末には音楽の話題を。
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