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介護に直面しているITエンジニアとして思うこと・わかったこと

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先日まで2週間近く体調を崩してしまいました。38度前後の熱が4日ほど続いたり、全身に赤い発疹が出来たり。内科医のお医者さんは「そういうウィルスを貰っちゃったみたいですね。」としか言わなかったもののネットで調べる限りでは、風疹かなと……。「今、子供がいるか」「奥さんは妊娠しているか」みたいなのもお医者さんから聞かれましたし。

体調を崩したことで、締切が2月末と決まっていた仕事に追われた(ただでさえ日数が少ない2月なのに)という点に困りましたが、それ以上に、実家に帰らないとなのに体調を崩したことで帰れず、実家の父に凄く迷惑をかけたことに困ってしまいました。

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ITエンジニアが介護に直面するとき~メルマガ連載記事の転載(2013/02/25日配信分):イメージ AndAlso ロジック:ITmedia オルタナティブ・ブログ
http://blogs.itmedia.co.jp/seindesign/2013/02/it20130225-bad2.html

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先日、薬師寺さんのこの記事を読んで、色々と思うところがあったので、今回、記事を書くことにしました。

僕の父も、脳梗塞で要介護1の判定を受けていて、ホームヘルパーさんに日々の生活の援助をして頂いて、独立して生活してもらっています。実家は埼玉県ではあっても秩父という片田舎。僕がITで仕事をしていくにしても、そこでは地域におけるITの仕事というのは無い上に、どうしても都内に近くないとITエンジニアの仕事をしていくことが難しいので、都内へ打ち合わせ等の仕事に行けて、父に何かあったらすぐに秩父に帰れる中間地点として、所沢に住居を設けています。今はそれで何とかなっていますが、これ以上、父の容体が悪化したら、また考えないとならなくなるかもしれません。

僕が現在SOHOエンジニアになったのも、「介護離職」のためです。父子家庭(離婚)の一人っ子なので、全て僕が面倒を見なければならなくなったため、会社員としての勤務との両立が難しくなったという判断からです(平日に通院等の世話をしないといけないので)。母や他の家族がいないので、ヘルパーさん等がいないと家で一人となってしまい、いつも寂しい思いをさせてしまっているのは申し訳なく思っています(一緒に住むと父の世話で大きな時間を取られ、僕の仕事に差し支える、というケアマネージャーさん等の意見もありまして、今そうしています)。

今後の自分自身のITエンジニアとしてのキャリアパスや人生(僕も結婚をしているので)で数週間ほど思い悩んでいたら、風疹にかかって体調を崩してしまいました。悩み過ぎていたのかもしれません^^;

薬師寺さんの記事にも書いてある「自分の人生と親孝行のバランス」というのは、本当にそうだなと思いました。少しでもバランスを崩すと、親どころか自分自身の体調を悪くしますし、精神安定上も良くないです。うつ病になるかもしれませんし、自分の人生を破滅しようとするかもしれません。僕自身、こう書いていても、「いっそのこと全て捨てて実家に帰るか」みたいな破滅思考になることがあるので、気をつけたいと思っています^^;

僕がこのような生活になってから「こうした方が良い」ということがわかった点として、まず、「頼れる人(ところ)には頼ってしまう」というのがあります。自治体の制度や介護サービスについて調べて、それらを利用します。また、田舎の良い面ではあるのですが近隣の方が気をかけてくれているので、父もなんとか独立して生活できていて、大変ありがたく思っています。近隣の方と仲良くさせて頂くのも大事だと思います。ただ、少なくとも対面上は自分の味方でいてくれる方もいれば、会うと小言ばかり言う方もいます。いちいち真に受けない、というのも必要かもしれません。

あとは、「いかにストレスを発散するか」でしょうか。趣味をもつことは大事かもしれません。親にせよ、自分にせよ。また、ひっきりなしに親から電話がかかってくる場合は、少しの時間だけ電話を切っておくことも僕は良いと思っています。あくまで、少しの時間だけ。数日もの間ずっと、というのは非常に悪いですが。どうしても仕事に集中したいとか、たまには旅行に行きたいとか、そういうのがありますから。

あとは、「どういう仕事をするか」です。薬師寺さんの記事では、10個ほどリストアップされていましたが、僕自身、必然的にそうなっていきました。昔から教えることが好きだったので、ITと教育を繋げたような仕事(週に1・2回程度のセミナー講師、教材作成、学習記事の執筆)をしていますし、多少英語が読めることを活かして翻訳の仕事を受けたり、あとは小規模の開発案件を受注して行っていたりしています。機会があれば、書籍の執筆もしていきたいです。

時代の流れを見極めて技術スキルを習得していくことは、社会人時代以上に重要になります。実際、僕は今、スマホアプリに関連した技術スキルを磨き、そういった仕事を受けています。介護のためにフリーになった人間なので、フリーになるために充分に準備できたわけではありませんでした。しかし、今日まで何とかなっています。SOHO(フリーランス)向けの仕事募集サイトは、現在、いくつもあります。そういったサイトを巡回していると、開発案件としてどういったものが増えてきているかが理解できるので、(ライバルが多くても)その分野の仕事に応募できるように、親の世話をしつつ日々受けている仕事をこなしながら、技術研究した方が良いかと思います(スマホアプリでも以前はiOSの案件が多かったですが最近はAndroidの案件が増えてきたので、僕も今はAndroidに関してスキルを磨いているところです。Cocos-2D等のゲーム制作についても学んでいます)。発注先の方と良好な関係を築ければ、同様の案件があったときに声をかけてもらえるといったこともあります。実際、そういった形でお仕事を頂けたこともあります。

介護のために泣く泣くフリーになったとしても、何とかなります。ただ、あくまで個人事業主であって会社員ではないので、収入を安定させるのは難しいです。どうしても収入の少ない月はあります。必要以上に思い悩まないことも重要になります(自分自身に言い聞かせるように書いています^^;)

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今回、風疹にかかって体調を崩したことで、「介護する側が体調を悪くすることを考慮しないのは、非常にハイリスクである」というのを痛感しました。介護する側の僕が倒れてしまったことで、次は○○日に帰省して、実家であれをやってこれをやって……といった計画(予定)が大きく崩れ、父の生活にも支障をきたしてしまいました。僕自身が無理をしすぎず、必要以上に思い悩まない。父のためにもそれが必要なんだな、と、今は思っています。どうしても悩んでしまう場合は、他の家族やケアマネージャーさん、地域の「介護をしている人たち」のコミュニティで相談するのも良いと思います。そういえば、以前から地域のコミュニティを探そうと思っていたのに、何もしなかったので、コミュニティを探してみて、入れるようだったら入ってみたいと思います。

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