携帯キャリア大手三社の夏モデルの発表が行われました。
・HD動画、無線LAN、ブランドコラボ、Android――NTTドコモの2010年夏モデル20機種
・全機種防水、キー交換、13Mカメラ、高速「KCP3.0」――au 2010年夏モデル10機種を発表
・全機種Twitter対応、13Mカメラ、ガンプラケータイも――ソフトバンクモバイル 2010年夏モデル発表
ハードウェアの進化を追求するドコモさん、auさん、に対して、ソフトウェアサービスの進化に出たソフトバンクさん。そんな印象を受けた今年の夏モデルでした。
そういえば、昔孫さんに向かって、こんな事を呟いてみた事があったな。と思いだしました。
@masason Twitterは既に固有のサービス名称では無く「メール」等の「サービスカテゴリ」に成長していると感じます。携帯電話でemailアカウント作成時にTwitterのアカウントが作成出来るようになり、メール送信で簡単に呟ける機能を付与するのはいかがでしょうか?
今回のtwitter全機種搭載に影響を与えたわけは無いと思いますが、Twitterと携帯電話というのは相性が良いと思うし、色々と面白そうな事が出来るんじゃないかと考えてみるのも面白いと思ったので、今日は「ツイケー」について考察してみたいと思います。
■Twitter + WiFiでアドレス交換を変える
「じゃあアドレス交換しましょう」合コンの時のお決まりのセリフ。しかし、義務的にやる事もあれば、女性の方の場合は、教えたくないけれど、場の雰囲気でツイツイアドレスを交換したために、毎日お誘いのメールが届いて憂鬱。そんな経験をした事が有る方は少なく無いのではないでしょうか。
それが、みんながツイケーなら話は違います。
「じゃあアドレス交換しましょう」 → 「後でDM送るから、みんなでフォローしようよ」
これなら、女性の方でも気楽に教える事が出来るでしょう。とりあえず、その場ではTwitterアカウントを教えて、後でリムーブしても良いし、ブロツクしたって良い。気に入った相手ならDM経由で個別に連絡先を教えれば良いだけです。

●WiFiを活用したアドレス交換アプリが登場すれば更に便利に
更に、ソフトバンクの夏モデルは全機種WiFiが搭載されています。こんな追加機能があれば、更に簡単にアドレス交換が行えます。
現在の携帯電話ではアドレス交換をするには、赤外線やFelica機能を使う事になります。しかし、これでは一対一でしか交換出来ないし、送信、受信が一度に出来ないので大変不便です。
そこでこんな機能はどうでしょうか?
① アドレス交換アプリを起動する
② WiFiの到達範囲に居る人達同士が自動的にTwitterを相互フォローする
こうすることで、何名いても一度で交換が終了しますし、メールアドレスや電話番号を知られる事も無いので、女性の方も安心して交換する事ができるようになるでしょう。
■Twitter+WiFiで実現する「Twitterすれ違い通信」
ドラゴンクエスト9で一躍注目を集めた「すれ違い通信」。なんとそのすれ違い人数は一億人を突破しギネスにも認定されています。
すれ違い通信とは、ドラゴンクエスト9を遊んでいる人達が、街中ですれ違った時に、WiFiの通信を利用してプレイヤーが経営する「宿屋」へ旅人としてお邪魔する事が出来る機能です。このすれ違いをする事で、特殊な地図を手に入れたり、称号を手に入れたり、アイテムを入手したり確かにプレイヤーにとってメリットはあります。しかし、すれ違う事自体が結構面白かったりするんですね。
何気なくすれ違った人が自分の宿屋に遊びにきてくれたりすると、「あっ、いますれ違った人だ!」という発見や、凄い素敵なスーツで決めた人とすれ違った時に「えっこんな人もドラクエしてるんだ!」という意外性を感じる事もあって、私も一時期は「すれ違い通信目的」で新宿駅でDSの電源を入れたまま構内で立っていた事がある位です。
このすれ違い通信をWiFi+Twitterで実現してみるというのはどうでしょうか。仕組みは単純で、「Twitterすれ違いアプリ」を起動しておけば、WiFi到達範囲ですれ違った人のTwitterに登録している自己紹介を自動的に交換してくれる。すれ違った時刻や簡単な地名を入れる事でどこですれ違ったのかを記録しておけても面白いのでは無いかと思います。
そして、興味があれば「フォローする」をクリツクすれば簡単にフォローする事が出来る。自己紹介とは別に、一言付け加える機能や、勿論プライバシーのためすれ違い時の地域情報は表示させないといった機能も必要だと思いますが、普段何気に通勤している列車の中や、近所で新たな発見や出逢が広がるきっかけになるのでは無いでしょうか。
そして、何より大切な事は、「携帯電話を持ち運ぶ事が楽しくなる」事でしょう。「今日はどんな人とすれ違えるだろう?」そんな事を考えながら乗る通勤電車は満員の憂鬱を少し位解消してくれるのでは無いでしょうか。
■誰でも、どこでも、バザーが開催出来る「Tweetバザー」
通信事業者の位置情報を収集可能な強みを活かしたサービスとして、こういった事も考えられるのでは無いでしょうか。
屋台式の集客や、フリーセルの開催告知等を簡単に行えるようにしようというものです。
利用方法は簡単です。
まず、バザー(屋台等)を開催したい主催者側は事前に用意された事業者アカウントに対して告知を行います。
送信する時に位置情報も合わせて送信します。
例 @tweet_buzzer 本日15時から新宿御苑前でインドカレーが10%オフ。
次にクラウド上のサーバが事業者アカウントに寄せられた呟きを収集します。
そして、呟きの位置情報を基に、対象となる地域のユーザのTweeterクライアントの広告枠に告知をプッシュ配信します。
このような仕組みを作る事で、「今、その場所に居るユーザに告知する」という通信事業者の位置情報を把握する強みを活かして、効果的な広告ビジネスを展開する事が可能になるでしょう。
■標準で実装される事の意味。
私はTwitterやブログに対してこんなイメージを持っています。
Twitter=マスメディア
Blog=パーソナルブランディングメディア
ブログの内容はそのエントリーに興味のある人しか訪れませんが、Twitterは本当に様々な人が利用していると感じています。ソフトバンクという大手がTwitterを標準搭載した事で、もし仮に今後他社が追随してくるような事になれば、今後増々、Twitterはマスメディア化していく事になるでしょう。
そして、Twitterが従来の情報を受信するだけだったマスメディアからその場を奪う事が出来たなら、今まで「世の中に溢れた情報を受信する」だけだった人達が、自らも情報を発信する側に回る事が可能になるでしょう。
そうなれば、今までメディアの力を借りなければ、成功する事が難しかったクリエイターへの道が個人の能力があれば夢では無くなるかもしれなない。お金の力ではなく、市民の声から指示されて登場する政治家も現れるかもしれない。
「なんだTwitterが搭載されただけか」そんな風に言う人もいるかもしれませんが、ただのサービスではなく「標準で搭載」されるという事は、世の中の流れをかえるきっかけになる事もあるのではないか?そんな事を感じたソフトバンクの新モデルでした。





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