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顧客サービスよりも社内サービスのほうが経営者の特長が出る?

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「管理部門をどのように運営するか」は、「顧客にどのような方針でサービスを提供するか」より、よっぽどその会社会社の特長が現れると思う。

営業や制作畑、つまり顧客に近い所にいた人が起業をすると、管理はサービスを受ける側にいただけである。

ユーザー目線はあるので、社内サービスはこうしてほしいという想いはあるが、運営については素人だ。

最近は他社の顧客サービスより、他社の社内サービスのほうが気になる。

************全体会議の話から***************

今日はアークコミュニケーションズの管理についてお話ししたく思います。
アークには3事業部がありますが、その3事業部を含めた全社員のサポートをしているのが管理スタッフの方々です。

今日はその中の経営管理室の話をしたいと思います。

機能で言えば、経理・財務・管理会計、人事・労務、総務・法務、社内広報、特別プロジェクト対応などです。

皆さんが当たり前のように享受している社内サービス。

オフィスに必要なものが揃っていて仕事が出来ること、お給料が遅延なく振り込まれていること、これはすべて経営管理室ののスタッフによってなされていることです。

ご褒美の社員旅行に行けるのも、事業部が利益を稼ぎ出し、経営管理室がコストを抑え、そして実際に経営管理室が社員旅行を手配して下さっているからです。

すべて皆さんが快適に生産性高く仕事をするためのものです。

さて、皆さんが当たり前のように享受しているサービスはどのような方針によってなされているのでしょうか?

年度の管理部長の発表を覚えていますか?

「私たちは皆さんの税金でまかなわれています。税金をたくさんいただけば、よりよいサービスが出来ますが、たくさんの税金を払うのは皆さんも大変です。出来るだけ少ない税金で機能が果たせるように努力しています」

私の言葉で言いかえると、経営管理室のミッションは「経営トップの業務をサポートし、既存ビジネスを維持発展させるために、最適な管理を最小のコストで行う」となります。

具体的にはどういう方針で仕事をしていただいているかというと、

1.制度のシンプル化とIT化を進める⇒タイムカードの電子化はまさにそれです
2.無駄な管理や過度な精度の管理を廃止する⇒管理のために皆さんの労力を増やしません
3.スタッフには自分のことは自分でするためのプロセスと文化を作る
4.人事・労務・総務・経理・法務を分業せずマルチファンクション化する。⇒少ない人数ですべての機能をまかなっています。
5.1~4を通して管理部門のコストを削減する⇒アウトソースも上手に利用しています。

通常ルーチーンと思われる仕事が大変多いです。しかしこれらが正確にスケジュール通り行われることは、当たり前ではなく、経営管理室のスタッフの皆さんの努力のたまものです。
また一見通常ルーチーンに見える作業も、世の中の環境は日々変わっており、これに対応することもしなければなりません。例えばマイナンバー対応、来年4月から上がるかもしれない消費税対応など。

サッカーを例にとれば、経営管理室はゴールキーパーに近いですね。
ゴールキーパーがしっかりゴールを守って、後方から全体を俯瞰して、攻めるポイントも後方から支援してくれると、フォワードは点を取りやすいですね。司令塔でもあるわけです。

今日は皆さんにアークコミュニケーションズがどのような方針のもとに、経営管理室が皆さんにサービスを行っているか説明させていただきました。「自分のことは自分でする」ことが税金を低く抑える術であることもご理解いただき、是非ご協力ください。小さい政府を大里は目指しています。

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自分のことを自分で一番出来ない人は「私」のような気がするので、頑張ります。。。。

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