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3つのコミュニティに属して視野を広げ、リスクに強くなる

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アークコミュニケーションズの自慢の一つはスタッフがいい人ばかりであることだ。これは新しく入ってきたどのスタッフにも言われる。ずっといい人でい続けるためには、無理のない努力も必要。そして、それはアークコミュニケーションズの外での活動で培われることが多いと思っている。

******************全体会議での話から************************

昨今日本はビジネス界における社員のダイバーシティ(多様性)の重要性が唱えられています。環境の変化がない時は、その環境にあった、ある特定の方向性に強みを伸ばすことが効率的です。結果、その環境に強みをもった生物が量産されます。しかし、環境の変化があった時、そしてその変化にたまたま弱いと、その生物は絶滅し、環境に大きな変化を与えます。
例えば、ニュージーランドにおけるキーウィのようなものですね。天敵のいない状態で発達をとげましたが、人間がもちこんだ猫などにより捕獲され、今や絶滅危惧種です。


その点、あるコミュニティにおいて多様化しているとマクロでは生き残る種があるので、変化に強いと言われていますが、個人における多様化もリスクに強くなります。

個人における多様化とは?ひとつは皆さん一人ひとりが属するコミュニティを複数もつことです。皆さんはアークコミュニケーションズという共通のコミュニティに属して、仕事をしています。是非、アークコミュニケーションズ以外のコミュニティ活動も積極的に行って下さい。
私のお勧めは3つのカテゴリーから一つずつ、興味と都合にあわせて強弱をつけながらおつきあいすることです。


まず一つ目のカテゴリーは、仕事に近いところです。
異業種交流会や勉強会に参加する、英語会話学校や専門学校に通うなど、既になさっている方もいると思います。会社が提供するコミュニティもあります。日本翻訳連盟、日本PR協会、日本人材派遣協会などの業界団体に会社が属していますので、積極的に使って下さい。
アークの仕事に比較的直結した情報が得られたり、同じ課題意識をもった仲間が得られます。

二つ目のカテゴリーは、仕事から少し遠い所で探すことです。
私で言えば、例えば日本オリエンテーリング協会に属し、理事を務めていることでしょう。違う価値観に出会え、気付きが生まれます。また、一見違うコミュニティながらもアークコミュニケーションズとの共通点も見出せるので、もっていたスキルやノウハウを応用することも出来ます。ここは自分が興味をもてて楽しいことを優先するのがよいでしょう。

三つ目のカテゴリーは、プライベートに近い所で探すことです。
家族はその第一候補ですし、友人や地域社会など。コミットメントが深い方々や費やす時間が長い方々との交流が主となることでしょう。

大里個人はこのようなコミュニティにたくさん属するのが好きですが、数が多い必要は全くありません。皆さんが、健全な社会人生活を営む上で、個人個人にあったバランスで、個人の多様化を目指して下さい。そのことが、皆さんの視野を広くし、社会に対する理解や共感が深まり、しいてはアークコミュニケーションズで仕事をするうえでも役に立つことでしょう。

今年は暦の関係でお休みが短いとは言え、これから年末年始を迎え、仕事はオフモードです。年賀状を書いたり(若い人は電子媒体?)、旧交を温めたり、家族サービスをしたりと、仕事以外のコミュニティとのおつきあいを大事にしてください。

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Merry Christmas !

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