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緊急手当てとしてはワーママは家庭内交渉術を磨かなければいけない

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ワーママ問題は社会が皆で取り組んでいかなかればいけない課題のひとつだとは思うけど、当人にとってはまったなしの問題である。
時間をかけて・・・・と悠長なことは言っていられない。
となると、一番プラクティカルな課題解決方法は配偶者や両親と協力することだ。
(それすら頼りに出来ないワーママにはここから先の話は申し訳ない話である)

夫が読むと思うと書きづらいんだけど(笑)、企業での人間関係と同じくらい気を配って、エネルギーをかけて、周到に事を進めると、もっとコラボレーション出来るだろうなと思う。

家族には甘えがある。よって、会社の同僚や部下や上司には決して言わない皮肉、罵詈雑言を家族には言ったりする。

会社で自分のしたいことを進めるために、どうやったらあのわからずやの上司が承認してくれるか、どうやったら非協力的な先輩が少しでも協力してくれるかと、仕事の出来る人々は考える。
家族に対しても、同じだけの努力をすれば、成果が違うと思うのだ。
ロジカルに行くのか、泣き落としなのか、
威圧なのか、甘えなのか、ほめるのか、
はたまた、けなげに見せるのか・・・・
やってほしいことをやってもらうためには、戦略家にならなければならない。
そして、このスキルは絶対、仕事での交渉術に生きること間違いなし!
自分のことは書きづらいので、私が結婚する時にある夫婦が下さった素晴らしいエピソードを紹介したい。
まずは夫側のコメントから。
同期が結婚したら、みんな奥さんにお弁当作ってもらうんだよね。だから自分が結婚した時に奥さんに「お弁当作って」って軽い気持ちで言ったんだよ。
そしたら、あいつなんて言ったと思う?「大賛成!健康的だし、経済的だし。よ~し、大サービス!私が週に3日作るから、あなたは週に2日作って!」
それ聞いてさ、俺って母親が働いていたから理解あるつもりだったけど、共働きって何かわかってなかったなぁと思ったんだよ。
次に妻側からのコメント。
あの人、お料理作るの好きでしょう?(筆者もおご馳走になったことがあります)
でも、私には作らないのよ。新婚の頃失敗しちゃって・・・・
私が残業した時、夕飯作ってくれたのよ。でもお味噌汁飲んだらなんか味がへんなの。よくよく聞いたら、お出汁をとっていないの。あの人、お出汁をとること知らなかったのね。
「え~、お出汁とらなかったのぉ~?」って笑い転げたら、もう、それ以来ご飯作ってくれなくなっちゃったのよ。
妻側コメントを夫側に伝えたらさらにコメントもらえまして・・・
あいつも損したんだよなぁ。疲れて帰ってきたら俺に作ってもらった方が楽だろうに。でも、むっと来たから料理作るのやめたんだ。もっともあいつも料理が好きだからあまり気にしていないみたいね。その代わりと言ってはなんですが、他のことで埋め合わせしてますよ・・・
仕事の出来る男と女の素晴らしい愛ある会話だなあと思って聞きました。
ちなみに私は夫から「君は口だけだ」と言われてます、、、、すみません。。。。。

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