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雪上のF1:クロスカントリースキー

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クロスカントリースキーのことを雪上のマラソンと例えられることがある。 どちらも心肺機能が鍛えられる全身運動だ。(マラソンはともすれば、下半身の強化に集中しがちだが、 クロスカントリースキーは上半身も鍛えられるのがGOODである。)

しかし、ひとつだけ決定的に違うこと。それは「道具」を使うスポーツであることだ。

マラソンのトップアスリートもコーチや栄養士など様々な人の支援を受けて走っているが、本番はアスリート本人だけの力が試される。 しかし、クロスカントリースキーは、アスリートとワックスマンたちとのコラボレーションなのだ。

そういう意味ではクロスカントリースキーはF1に近いのかもしれない。

ドライバーはメカチームを代表して走っている。 クロスカントリースキーヤーも同じ。 ワックスマンは決して表に出てくることはないが、勝負の大きな要素を占めている裏方だ。

ソチの雪質が日本に近いので、日本に優位だという下馬評もあったが、 北欧を中心とした一流のワックスマンたちは、どんな雪にも合わせてくるものである。

クロスカントリースキーは ダウンヒルで競技場に入ってくるように設計されているコースが多い。 観客席で選手が下っているのを見ると、選手の間が詰まったり、広がったりしている。 ワックスの差かな?などと想像しながら、フィニッシングを見るのも楽しい。

さて、今日はソチオリンピックで国別対抗のチームスプリント。 どんなレースになるのだろう??

既に何度もローラクロスカントリースキー会場に足を運んでいるので、どこで観戦しようかと迷っている。登りのほうが応援しやすいんだよなぁと思いつつも、 やっぱり最後の下りが見える、観客席でかなぁ。

●クロスカントリースキーチームスプリント男子 恩田祐一・宮沢大志選手

日本時間の、2/19(水)午後6:15 予選、午後8:45 決勝スタート。決勝はBSで生中継!






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