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プラットフォームベンダーの内側からの視点を届けるブログ

JavaOneに向けてがんばってました

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JavaOneが11月8日から開催されますが、10年目にして初めてマイクロソフトが出展とセッションを持つことになりましていろいろ駆けずり回っておりました。

テーマは“Interoperability”いわゆる『相互運用性』ということでして、展示会場でもセッションでもWindows含めて個別のマイクロソフト製品の説明とかはほとんどなく、JavaプラットフォームをはじめWindows以外のプラットフォーム技術と連携するために、マイクロソフトがどういう考えを持ってデータやアプリケーション連携でどういうテクノロジーを提供しているか、将来どうしようとしているかを知ってもらう最初の場として位置づけました。ということからも展示ブースもステージ作ってデモをまわすようなものではなく、配布物も技術ドキュメントのみという極めて地味な参加のしかたですが、まずはJavaプラットフォームとWindowsプラットフォーム連携にまじめに取り組んでいるところをご理解いただこうといういうのを唯一の狙いとしています。

まぁ、そうはいいながらも山田風太郎原作「甲賀忍法帖」(最近「SHINOBI」タイトルで映画化されました)の伊賀・甲賀のごとく、永年しのぎを削ってきたゆえに双方内外で敵と仲良くするのはいかがなものかと、いろいろなところから横槍が入って苦労するところもありましたです。何とかイベント来場者の気持ちをつかめれば大成功なんですが、あとひとがんばり。

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