オルタナティブ・ブログ > 餅は餅屋、品質検証は品質検証屋 >

ますます複雑化する開発製品の品質検証。エンジニアの皆さんに向けてAllion Labs, Inc.(アリオン)の島田が品質検証よもやま話をお届けします!

Windows 8の正式発表まであと一週間

»

1026日に一般提供(General Availability、以下GA)が予定されているWindows 8。いよいよ一週間後に迫ってきました。

現時点ではRTM(製造工程向けリリース)後のアップデートとして、109日から「Windows Update」を介して提供されている「Windows 8 Client and Windows Server 2012 General Availability Cumulative Update」(Windows 8クライアントおよびWindows Server 2012の一般提供開始に向けた累積アップデート)が最新プログラムとなっています。

尚、RTM版からの改善点は次の通りです。(詳細はMicrosoftサポートサイト参照)

◆改善点◆-------------------------------------------------------------------------------

この累積的な更新プログラムには、次のパフォーマンスと信頼性の向上が含まれます。

 バッテリの寿命を延ばすため電力効率の向上

 Windows 8 アプリケーションの起動画面のパフォーマンスの向上

 多くのシナリオでのオーディオおよびビデオの再生を改善

 改善されたアプリケーションとドライバーの互換性 Windows 8

 2749655 マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ: Microsoft のバイナリの互換性の問題に影響を与える署名

-------------------------------------------------------------------------------------------

さて、GAのリリースに向けて各種ハードウェアの新製品発表もにわかに活気づいてきました。当初は海外メーカーが先行していた印象がありましたが、ここにきて国内メーカーも続々とWindow 8対応製品を発表し始めています。

先日幕張メッセで開催されたCEATEC JAPAN 2012の会場でもWindows 8 対応製品が複数モデル出展されていました。中でもノートPCに関しては、タッチ操作ベースのModern UIとなった影響により、従来のWindowsマシンから大きな変革を迫られています。

タブレットとしての用途と従来からのノートパソコンとしての用途にいかにマッチさせるか。ディスプレイ部を360度回転させたり、スライドさせたり、取り外したり、はたまた20インチほどの大画面をそのままタブレットのように使ったりと各社がアイデアを競い合っている様相です。

かくいう私も最近、諸般の事情によりWindows 8インストールPC(タッチパネルなしノートPC)を会社で使い始めました。 Windows 8の特徴的な機能は、先日都内で開催されたThe Microsoft Conference 2012Breakout Sessionや雑誌、オンライン記事等で見聞きしておおよそは理解していたつもりでしたが、実際使ってみると、画面を前にして手が止まってしまうことが多々発生。案の定、シャットダウンの方法にも戸惑いました(笑) その後、社内の担当エンジニアに色々と手ほどきを受けてようやくまともに使えるようになってきました。まだ慣れるところまで行っていませんが、少し旧型のマシンにもかかわらず動きは軽快で、より直観的なアイコンや操作方法になっているため、慣れれば使い勝手が良くなるかも…という印象を持っています。ディスプレイの端を直接手で持つスタイルで使用するタブレットでは、このModern UIの利点が最大限に生かされるのだろうなと想像します。今後、ノートPC製品と同様、タブレット製品のリリースにも大きな期待を寄せています。

Windows RTに関しては未だベールに包まれている部分が多く、個人的にも会社的にもその動向に注目しています。)

話は少し変わりますが、Windows 8Windows VistaWindows 7と同じくLonghornカーネルを採用しており、各種アプリケーションやデバイスとの互換性には自信を持っているとのことです。前述の最新の累積アップデートでも、アプリケーションおよびドライバーのWindows 8との互換性改善は主要項目として挙げられています。

しかしながら、Windows 95以来の大規模な変更と言われているWindows 8であり、各メーカーにおいては開発段階で入念な互換性検証を行うことが重要だと当社では考えています。

ワールドワイドで豊富なデバイスやソフトウェアを保有する当社では、様々な相互接続性や互換性検証サービスを提供しており、今回のバージョンアップと性質は異なりますがWindows XPからWindows Vistaへの移行の際には数多くの互換性問題が発生し、当社は多忙を極めました。今回も、ご不安をお持ちの企業様は、確実なエコシステムの評価ならびに効率的な検証作業のためにぜひ当社保有の様々な機材をご活用いただければと思います。

また、Windows ハードウェア認定(旧Windowsロゴ認証プログラム:通称WHQL)に関してもWindows 8に合わせて刷新されておりますが、アリオンは本プログラムに早期段階から関与しており、既にWindows 8対応のWindowsハードウェア認定キット(略称WHCK)での試験サービスを提供しております。尚、Microsoftより配布されているWHCKの試験ツールは現時点で改善が続けられていますので、実際の試験作業において苦労されている方もいらっしゃるかと思います。

アリオンでは1995年にMicrosoft社からWHQL認定試験ラボの認定を受けて以来(現在はラボ認定制度は廃止)、豊富な実績と長年の経験を有していますので、何かお困りごとがありましたら当社までお気軽にご相談ください。

KS

Comment(0)