今回はWi-Fi Directについてご紹介したいと思います。Wi-Fi Directは技術の名称と思われがちですが、Wi-Fi Directは技術の名前ではなく、認証のマークおよび認証プログラム名です。Wi-Fi Direct認定製品が利用する技術はWi-Fi Peer-to-Peerです。

ではWi-Fi対応製品を使えば、どのようなことができるのでしょうか?Wi-Fi Direct製品の場合は、従来のようなネットワーク(アクセス・ポイントやホットスポット)を利用しなくても、機器同士のピアツーピア接続が可能となります。通信データは最新のWPA2® セキュリティーおよびWi-Fi Protected Setup™ で保護されています。
 Wi-Fi Directの環境があれば、パソコン、プリンタ、スピーカー、カメラ等、一瞬にして接続できます。ネットワーク環境に接続できるのは許可された機器のみです。
例えば、ノートPCGroup Owner(ネットワーク環境の所有者)で、他の機器はそのノートPCに接続許可を得ないといけません。すべてのデバイスはそのGroup Ownerを通じて、お互いに接続できます。Wi-Fi Direct機器はPush-buttonモードを利用しています。
下記のような操作が考えられます。
1-カメラのpush-buttonを押す。
2-Group Ownerの方に(ノートPCの画面)「カメラが接続許可を要求しています」のようなメッセージが表示されます。Group Ownerが接続を許可すると、セキュリティーが保護された接続が行われます。

上記のように、Wi-Fi Direct製品を使えば世の中のWi-Fi環境がもっと増えて、インターネット接続できる場所も増えます。

では、ある製品がWi-Fi Direct対応になるには何をすればよいでしょうか?

無線LAN業界団体のWi-Fi AllianceWi-Fi Direct認証を定めました。製品がWi-Fi Direct認証試験に合格すれば、Wi-Fi Direct製品と認定されます。

Wi-Fi Direct認証試験(Wi-Fi Direct Certification)は定められたテスト手順に基づいてWi-Fi Direct対応端末の接続性を確認する認証試験です。

Wi-Fi Directの認証を受ける製品は前提条件として下記の試験に合格する必要があります。

- CERTIFIED™ n

- WPA2

WMM

- WPS (or WPS2.0)

WPS 2.0 201012月から開始される予定です。

この認証試験はWi-Fi Allianceが公認した試験機関で行わなければなりません。例えばアリオンもその一つの認定機関です。

O.J.D

Diop

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島田 圭介

アリオン株式会社において、開発製品に対するロゴ認証試験や相互接続性検証などの第三者検証サービスのマーケティングを担当。

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