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どうしたらネットで力づけられたり、助けられたりするのでしょう?コミュニケーションを観察します。

青少年ネット規制法に反対する声明文

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「青少年ネット規制法に反対します」――MIAUとWIDEプロジェクトなど共同声明

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0804/22/news116.html

もう一つ声明文が出ています。こちらは私も個人として賛同人になりました。

日本のデジタル社会を潰す「ネット有害情報規制法案」に反対する反対声明文

http://think-filtering.com/

私の考えはこの両者の声明に十分表現されていますが、特に前者の声明にあるように、本当に青少年を保護するならば、何を信じるべきか、何をしてはいけないかという判断力を育てることにあると強く思います。

学校裏サイトには、「キモイ」「うざい」といった中傷が多いことが問題視されています。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0804/16/news082.html
こうした言葉を書き込む場所を閉鎖すれば問題は解決するのでしょうか?この記事では、ネットは野放しだと指摘していますが、ネットに書きこんだログが長期に渡って残り、さらにコピーされて広まるというネットの基本的な知識と併せて、言葉が人を傷つけ、自分の品位を落とすことすらあるという教育をしていくことが必要なのではないでしょうか。

ネットに対する正しい知識と、それに基づいた想像力―自分が書いたものが残ること、実名を隠して書いたものが蓄積されて、本人がわかるかもしれないこと、誰かになりすまして住所や氏名を公開したらどんな問題が起きるかということ―いわゆるリテラシー教育こそ急ぐべきと思います。

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