オルタナティブ・ブログ > シロクマ日報 >

決して最先端ではない、けれど日常生活で人びとの役に立っているIT技術を探していきます。

速報メディアとしての Twitter

»

ウソか本当か、は分かりませんが。MacWorld Expo での Steve Jobs 氏による基調講演が、Twitter の動作遅延をもたらしたそうです:

MacWorld (Twitter Blog)

短い書き込みなので、全文訳してみましょう:

Twitter is currently experiencing some slowness related to the massive number of updates around Steve Job's keynote at MacWorld.  We're working on it and will keep you updated!   

現在 Twitter の動作が遅くなっています。これは、Steve Jobs の MacWorld 基調講演に関する書き込みが大量に行われていることが原因です。ただいま問題解決に取り組んでおり、随時最新情報をお伝えします!

確かに ars technica による MacWorld レポート専用 Twitter など、ライブレポートを行うニュース系 Twitter がいくつか存在していたようです。それに加え個人によるレポートや、メディアによる報道への反応コメントなどが入り乱れ、スティーブ・ジョブス御大が登場したタイミングでシステムの処理性能を超えてしまったのかもしれませんね。

「イベントのライブ情報を流すメディアとして Twitter を活用する」というケースは、当然ながら MacWorld が初めてではありません。日本国内でも、IT系のイベント等で「Twitter でライブレポートを行います」という人が既に登場しています。しかし今回の MacWorld によるシステム遅延は、それだけ Twitter によるニュース配信に期待する人が増えた=「ニュース速報メディアとしての Twitter」という捉え方が多くの人々の間に浸透した、ということを象徴しているのかな、とふと感じました。

登場時点から Twitter を使いこなしている人々にとっては「何をいまさら」という話かもしれませんが、Twitter には既に様々なニュースコンテンツを流すアカウントが登場しています。個人的にどんなものがあるのか気になり、調べて見つけたものを Wiki にまとめているのですが、そのバラエティの豊かさには驚くほど。大手メディアの公式・非公式アカウントを始めとして、地域別の天気予報や鉄道遅延情報、変わったところでは「読売巨人軍の試合速報」などというものもありました。こうしたニュース系アカウントが充実し始めているのも、「速報メディアとしての Twitter」が定着している証拠でしょう。

しかし僕のように、「おお、Twitter でこんな情報も拾えるのか」と驚く人はまだまだ多いはずです。今回の日本語版開発着手に伴って、どんなコンテンツが存在しているのか簡単に確認できる手段(ツールや「まとめサイト」的な存在 etc.)も充実して欲しい――それがさらにユーザーを増やし、ニュースを配信する企業の参入も増えるという好循環が起きるのでは、と思います。

Comment(0)