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普段見たり聞いたりすることにも経営的視点が入っていることが多いです。ときどき気づいたりしませんか? このブログでは、日常に潜む経営視点を考えてみます。ときには無理やりにでも……。

五月病を吹き飛ばせ!GW明けから差がつく!これから読んで身につけるBEST10冊

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ということで、GWも前半が終わりました。

残すところあと6日(5/8までと考えるなら)。


6日あれば、1冊ぐらいは読めそうですね。

ななめ読みでも十分です。


というわけで、元戦略系経営コンサルタントがおススメする10冊です。


■まずは、考える基礎を身につける

1 「考える技術・書く技術」(バーバラミント)

 

 マッキンゼーで執筆指導を行っていた方による本。
 経営コンサルタントは、知識としてではなく、会得しています。
 会得していなければ、モグリと呼ばれるぐらいの1冊。

 これに付随して、この書籍の考え方を実践するためのワークブックも出されています。

  

 さらには、入門書まで。
 

 これは難しい!と思って、入門書に手を出しても、入門書とはガラッと違う内容となっているため、まったく別の本と思って読んだほうがいいです。

2 「世界一やさしい問題解決の授業 ―自分で考え、行動する力が身につく」(渡辺健介)

 

 これも元マッキンゼーの著書。
 経営コンサルタントが普段、何気にやっている問題解決プロセスをなぞって学ぶことができます。

 ダラッーと読むのではなく、読みながら実際に自分の手を動かして考えないと意味がない1冊。

3 「企業参謀 ―戦略的思考とは何か」(大前研一)

 

 これまた元マッキンゼー日本支社長の大前研一氏の著書です。
 20年以上昔に発売されたものですが、いまだに売れ続けている1冊。

4 「戦略思考コンプリートブック」(河瀬誠)

 

 ようやくマッキンゼーから脱出。これはA.T.カーニーの方の書物。
 フレームワーク、フレームワークとうるさい昨今。
 フレームワーク適用以前の話を書いたもの。

 フレームワークって・・・と思うあなたに。

5 「問題解決プロフェッショナル「思考と技術」」(斎藤嘉則)

 

 基礎中の基礎である、MECE、ロジックツリーを学ぶのに適した1冊。

6 「意思決定のための「分析の技術」」(後正武)

 

 大前研一氏と一緒に働いた元マッキンゼーの後氏の書籍。
 分析する際の「視点」を解説したもの。

 分析をしなければならないときに、どこから手をつけていいのか悩んでしまう人にとっては良書だ。

■考えたものを人に伝える

7 「伝達力の基本」(大石哲之)

 

 元アクセンチュアの大石氏の書籍。

 どんなに良いアイデアを考えたとしても、うまく相手に伝えられないとまったく意味がない。

 伝え方にも基本形があります。この基本形をはずさないコツを凝縮した1冊。 

 わたしも、執筆協力をさせていただいております。

8 「マッキンゼー流 プレゼンテーションの技術」(ジーン・ゼラズニー)

 

 プレゼンを学ぶ最初の1冊。

 ただし、これを学んだからといって、誰もがスティーブジョブズのようにうまくなるわけではないので注意。

9 「人をうごかす」(デール・カーネギー)

 

 1937年に発売されたとは思えない。いまだに通用するということは、人間の本質が書かれているといってもいいぐらいの本。

 ぜひ、一度は手にとって欲しいものです。

10 「戦略立案のテクニック」(長島牧人)

 

 元ボストンコンサルティンググループの経営コンサルタントが書いた一冊。

 これを読めば、すぐにでも戦略立案がそこそこできる。
 かなり実務者向けのもの。

 なかなか実務者がすぐに使えるという本はないので、貴重な一冊です。




ここまで、10冊をあげてきたが、いっきに10冊読むのではなく、どれか1冊にまとを絞って読んでみてはいかがでしょうか。

1冊読んだらすぐに次に、ではなく、しばらく間をおいて、読み返してみましょう。

そうすることで、自分の力になります。


Twitter : @MasayukiTou
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